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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成11年12月静岡県議会定例会

鈴木 洋佑 議員(県政クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/1999番目)
答 弁 者生活・文化部長


    ○副議長 (鈴木 尚君)  山本生活・文化部長。
            (生活・文化部長 山本 章君登壇)
    ○生活・文化部長 (山本 章君)  遺伝子組みかえ食品への対応についてお答えいたします。
     遺伝子組みかえ食品等の市場流通を背景に、 国は本年七月、 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律、 いわゆるJAS法の一部を改正するとともに、 この十一月に、 遺伝子組みかえ食品についての表示基準案を公表したところであります。
     表示基準案によれば、 厚生省の食品衛生調査会が、 科学的に安全性を確認して流通を認めている、 大豆、 トウモロコシなどを原材料とする二十四品目の食品について、 遺伝子組みかえ食品を原料としている場合は 「使用」、 混入の可能性が分別できない場合は 「不分別」 などの表示を義務づけるとされております。 この取り扱いは、 今後、 農林水産省の農林物資規格調査会による審議を経た上で、 平成十二年四月に表示基準として告示し、 平成十三年度から施行するとしています。
     また、 JAS法にかかわる表示調査などの事務の一部については、 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の成立により、 平成十二年度からは自治事務化され、 これまでにも増して、 県の主体的な事務執行が求められることとなりました。
     県では、 消費者を取り巻く環境の大きな変化に対応するため、 本年三月に消費者保護条例を全面改正し、 消費生活条例を制定したところであります。 この中で、 適正な表示等に基づいて商品選択をする権利や、 消費生活上の必要な情報が速やかに提供される権利などを、 消費者の権利として掲げたところであります。
     また、 消費者の商品選択を確保するための情報提供との観点から、 県の消費生活情報誌 「くらしと物価」 による啓発や、 遺伝子組みかえ食品問題についての講演会を開催するなど、 機会あるごとに、 消費者への最新の情報提供に努めてまいりました。
     今後はさらに、 事業者に対する新しい表示制度の説明会等を実施するなど、 食品加工業に多い中小規模事業者の実態にも十分配慮しながら、 遺伝子組みかえ食品への適切な対応に努めてまいる考えであります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp