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本会議会議録

答弁文書

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平成11年9月静岡県議会定例会

小楠 和男 議員(自由民主党)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/28/1999番目)
答 弁 者教育長


    ○副議長 (鈴木 尚君)  杉田教育長。
            (教育長 杉田 豊君登壇)
    ○教育長 (杉田 豊君)  児童・思春期における心の医療の充実についてのうち、 学校教育の場の提供方策についてお答えいたします。
     現在、 心の病気等によって入院を余儀なくされている児童・生徒の教育につきましては、 健康を取り戻すため、 病気治療を最優先にしております。 しかし、 入院中であっても、 教育が可能であると医師が判断した場合、 病院に院内学級や養護学校を設置したり、 教員を派遣して訪問教育を行ったりしております。 お尋ねの、 こころの医療センターに入院病棟が設置された場合につきましては、 病状や施設等の諸条件にもよりますが、 一般的には、 現在行っているような対応策が考えられると思っております。
     次に、 児童・生徒の夏休みのあり方についてであります。
     夏休みは、 児童・生徒が、 家庭や地域社会の一員として生活体験を拡大し、 自主的な生活態度や社会性を身につけるなど、 豊かな心をはぐくむところに意義があると考えております。 児童・生徒たちは、 このような趣旨に沿って、 有意義な生活を送ってほしいと私も願っておりますが、 夏休みは自由な時間があるだけに、 ともすれば議員御指摘のように、 規則正しい生活から外れるようなことも懸念されます。
     しかしながら、 夏休みは、 子供たちが長期の休業でなければできないことに挑戦し、 やり遂げる貴重な機会でもあります。 毎日プールに通い、 三十分皆泳を目指すことなども、 その一つの例であります。 さらに、 夏休み中に児童・生徒一人一人がみずから課題を設定し、 みずからの力で解決する体験を積むことは、 二十一世紀に求められている生きる力をはぐくむ上で、 非常に重要なことでもあります。 また、 家族や地域の一員として、 家の手伝いを進んで行ったり、 地域社会の奉仕活動や行事に積極的に参加したりして、 汗を流すことのとうとさや楽しさを体験することも、 将来の人間形成に大きな役割を果たすものと考えております。
     なお、 県教育委員会といたしましては、 自分の趣味や関心のあることを遊びながら体験していく、 ふじのくにゆうゆうクラブや、 教育ルネッサンスにおける子供ミクロ探検隊などの事業を推進し、 子供たちが夏休み中に積極的に参加し、 体験活動ができるよう努めているところでもございます。
     今後とも、 児童・生徒一人一人に夏休みの意義が十分理解され、 楽しく有意義な休みが過ごせるよう、 生徒指導上の留意事項も含めて、 学校現場に徹底してまいりたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp