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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

鈴木 利幸 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/27/2023番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 鈴木利幸議員には、本来この議場で質問に立たれるべき森竹治郎先生が体調優れず御欠席とのことで、森先生に対しまして心からの御礼の気持ちを議員全員を代表して申し述べられまして私どもも深く共感をし感謝をしているところであります。
 さらにまた、先ほどの岡本護議員がふじのくに県民クラブを代表してこの三月をもって定年退職する職員に対しましてねぎらいの言葉を頂きましたけれども、このたび自民改革会議全員を代表して職員に対しまして、また職員を支えてきた家族に対しましてもねぎらいの言葉と激励の言葉を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。退職していく職員に代わりまして御礼を申し上げるものであります。
 鈴木利幸議員にお答えいたします。
 新技術等を活用した浜名湖のアサリ復活についてであります。
 浜名湖のアサリは漁業関係者の貴重な収入源であります。それだけでなくかつて年間五万人の集客を誇った渡船潮干狩り等の観光業やアサリ料理を提供する地元の飲食業など地域経済を支える重要な役割を担っておりまして、一刻も早い資源回復が望まれるものであります。
 このため県では、令和三年度から国の海洋研究開発機構や東北大学と連携いたしましてアサリの減少要因の解明や増殖手法の研究開発を進めているほか、近年深刻化しているクロダイの食害対策といたしまして囲い網による保護区域の設定等に取り組んでおります。
 議員御案内のとおり、浜松ホトニクスでは光技術を応用して栄養価の高いプランクトンの培養術を開発し効率的にアサリの稚貝を生産する取組を進めております。現在自然環境での成育を確認する段階に入っていると伺っております。
 県では、来年度同社の最先端の研究成果を活用するため人工生産された稚貝を実験的に浜名湖に放流し成長度合いや生き残り状況を確認する調査を実施してまいります。またアサリの不漁は浜名湖の湖底環境の悪化が一因となっている可能性も考えられますことから細かい砕石を湖底に敷き詰める新たな手法の検証に取り組んでまいります。御指摘のフルポ酸鉄につきましても、近年土壌改良や栄養分供給の機能に関する研究が進んでいることを踏まえまして浜名湖内での効果的な活用方法について実証してまいります。
 組織体制につきましては、水産・海洋技術研究所の研究に加えMaOI機構の有する産学官のネットワークも活用し優れた技術や知見を持つ民間企業や大学等との連携を強化するなど調査研究の成果が最大限発揮される体制を構築してまいります。
 浜名湖のアサリ資源の回復に向けて最先端の技術を活用しながら有効と考えられるあらゆる対策を講じてまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp