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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成22年9月静岡県議会定例会

池谷 晴一 議員(平成21)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/21/2010番目)
答 弁 者警察本部長


    ○議長(天野進吾君) 安村警察本部長。
           (警察本部長 安村骼i君登壇)
    ○警察本部長(安村骼i君) 三点御質問がございますので、順次お答え申し上げます。
     まず、特捜イージスの活動内容と設置効果についてお答えいたします。
     活動内容は、子供や女性を対象とする声かけ、つきまとい等について、行為者を特定し検挙または指導・警告措置を講ずる先制・予防的活動により、性犯罪等を未然に防止する専門的かつ継続的な捜査活動であります。本年四月から八月末までの五カ月間で、子供や女性に対するわいせつ事件や声かけ、つきまとい事案等、昨年と比較して二十八件増の六十八件を検挙または指導・警告しております。
     また、被害関係者からは特捜イージスの活動に安心感を覚えるなどの声が寄せられるなど、その活動が平穏な県民生活の確保に寄与しているものと認識しております。さらにこれらはメディアでも大きく報道される機会が多く、この種犯罪のいわば予備軍に対しまして大きな抑止力となっていると確信をしております。
     次に、警察における性犯罪被害者への支援施策であります。
     警察では、捜査の分野で被害者から担当警察官の性別希望を確認し、女性を希望した場合には女性捜査官による事情聴取などを行っているほか、事件認知時から捜査員とは別に指定された女性警察官を含む指定被害者支援要員により、被害者の手引きの交付による刑事手続等の説明、実況見分時や病院等への付き添い、診断書料や初回診察費用を県費で支給するなど、きめ細やかな支援を行うとともに、被害者の希望によりカウンセラー資格を有する警察職員によるカウンセリングを行って、精神的被害の軽減、回復に努めています。
     また、被害者の状況やニーズは個々さまざまである上、時間の経過によっても変化することから、幅広く継続的な支援が行われるよう民間のNPO法人静岡犯罪被害者支援センターなど、関係機関、団体とのネットワークの整備充実にも努めております。
     最後に、警察職員の綱紀粛正についてであります。
     県警が組織を挙げて非違事案防止対策を進めているさなか、県警本部の課長補佐が電車内で女子高生のスカート内を盗撮して逮捕される事件を起こしたことはまことに遺憾であり、被害者を初め県民の皆様に深くおわび申し上げます。幹部を含め職員一人一人が常に厳正な規律の保持に努めるよう、職員への職務倫理教養を初めきめ細かな身上把握、指導を徹底して再発防止を図り、県民の信頼回復に努めてまいります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp