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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成11年12月静岡県議会定例会

鈴木 洋佑 議員(県政クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/1999番目)
答 弁 者警察本部長


    ○副議長 (鈴木 尚君)  小林警察本部長。
            (警察本部長 小林武仁君登壇)
    ○警察本部長 (小林武仁君)  被害者対策についてお答えいたします。
     まず、 警察における被害者対策の推進状況でありますが、 犯罪の被害者は、 犯罪によりこうむる直接的な被害だけでなく、 その結果として生ずる精神的な被害、 経済的被害等々、 さまざまな被害を受けておられるわけであります。 中でも精神的被害の問題が極めて深刻であります。
     県警では、 平成八年の四月に、 警察本部内に被害者対策推進委員会を設置するとともに、 具体的な施策といたしまして、 犯罪被害者や交通死亡事故等の遺族の方々に対しまして、 「被害者の手引き」 の作成、 配布、 被害者訪問等の実施によります情報の提供と被害者の安全の確保、 警察署に相談室を設置するとともに、 被害者がなるべく人目に触れずに来署していただけるための施設の整備、 増加する少年非行問題に対処するため設置いたしました沼津、 静岡、 浜松の各地区サポートセンターにおきます、 カウンセリングアドバイザーによる支援等を行っているところであります。
     特に、 議員から御指摘のありました相談業務についてでありますが、 現在、 県本部内に県警ふれあい相談室、 各警察署に総合相談室を設置しているほか、 性犯罪に対しましては、 鉄道警察隊にひまわり相談所、 各交番にひまわり窓口等を設置いたしまして、 女性警察官が被害申告や相談に応じております。
     これらの相談等に当たりましては、 相手の立場を理解し、 誠実に対応するとともに、 相談内容が高度の専門的知識等を要する場合には、 専門部署にその対応をゆだねる。 また、 警察だけでは対応できない精神的な悩みや損害賠償問題等につきましては、 関係機関、 団体と連携して設置いたしました静岡県被害者対策連絡協議会というものがございますが、 それに所属する臨床心理士や弁護士等の専門家に引き継いでおります。
     次に、 犯罪被害者対策の今後の取り組みについてであります。
     今日、 被害者のニーズは極めて広範多岐にわたっておりまして、 総合的な被害者対策を行うためには、 司法、 行政、 医療機関等が相互に連携していくことが必要であります。 政府におきましても、 関係省庁の連携による総合的な犯罪被害者対策が推進されつつあるところであります。
     犯罪の被害者と最初に接する警察といたしましては、 警察におけるより一層適切な被害者対策を行うため、 指定被害者支援要員制度の推進、 先ほど申し上げました静岡県被害者対策連絡協議会及び警察署単位でのネットワークの拡充、 さらには、 昨年五月設立されました、 民間組織であります静岡犯罪被害者支援センター等の積極的な支援を行うなど、 今後とも、 総合的な施策、 被害者の心情に配慮した、 きめ細かな対応による被害者対策を推進してまいりたいと考えております。
    ○副議長 (鈴木 尚君)  これで鈴木洋佑君の質問は終わりました。
     以上で本日の質疑及び一般質問を終わります。
     次会の議事日程を申し上げます。
     十二月七日午前十時三十分会議を開き、 質疑及び一般質問を行います。
     本日はこれで散会します。 御苦労さまでした。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp