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本会議会議録

答弁文書

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平成30年2月静岡県議会定例会

遠藤 行洋 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2018番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(筋 伊知朗君) 特殊詐欺対策についてお答えいたします。
 初めに、特殊詐欺被害の現状についてであります。
 議員からも御指摘いただきましたとおり、認知件数、被害額ともに高水準で推移し憂慮すべき状況にあります。被害の実態につきましてはオレオレ詐欺被害が全体の三分の二を占めており、本県の特徴としてはATM等における振込型が減少傾向にある一方、近隣駅や首都圏などに被害者をおびき出し現金を直接交付させる形態や自宅及びその周辺においてキャッシュカードを手交させる形態の被害が急増している現状にあります。
 このため、県警察ではだまされたふり作戦による受け子被疑者らの現場検挙や突き上げ捜査による犯行アジトの摘発などを強力に進めており、昨年は特殊詐欺グループを構成する受け子やかけ子等の被疑者九十四件八十七人を、また携帯電話などの犯行ツールを供給する助長犯罪被疑者八十五件七十五人を検挙したところであります。
 次に、今後の対策についてであります。
 こうした特殊詐欺被害の現状を踏まえ、取り締まりに関しては引き続きだまされたふり作戦や突き上げ捜査による犯行アジトの摘発と中枢被疑者の検挙、実行を手助けする助長犯罪被疑者の検挙を中心としてより強力に推進してまいります。また被害防止については県内の金融機関の御協力のもと預手プランやキャッシュカードの振り込み制限などに取り組んできたほか、詐欺電話を物理的に遮断するための迷惑・悪質電話防止装置の普及等を対策の柱とするしずおか関所作戦や高齢者宅を直接訪問しての注意喚起などに取り組んできたところであります。
 今後は、これらの取り組みに加え高齢者を守る立場にある子供や孫など現役世代へのアプローチを強め社会全体で高齢者を守る機運の醸成に努めてまいります。
 県警察といたしましては、引き続き県民の皆様を特殊詐欺被害から守るため組織の総力を挙げ検挙と抑止の両面から諸対策を推進してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp