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本会議会議録

答弁文書

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平成29年6月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/20/2017番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) 静岡茶の振興についてのうち、静岡茶の愛飲促進条例についてお答えいたします。
 お茶は、日本一の生産量を誇る本県の宝であり子供たちがお茶を取り入れた食育を通してこのすばらしい農芸品の価値を知るとともに、生涯にわたってお茶を愛飲する児童生徒を育成するためには日常的にお茶に親しむ習慣づけが大切であると考えております。県教育委員会では全ての学校でお茶を飲む機会が設けられることを目指し学校で提供する茶葉の購入やお茶に関する食育の体験活動を実施する学校への支援を始めたところであり、五月末までに合わせて二百五十以上の学校から助成の申請を受けております。また本年三月には川根本町と西伊豆町が静岡茶の普及・振興に係る連携協力に関する協定書を締結し、西伊豆町の子供たちが川根本町のお茶を飲む取り組みを行うことに合意したところであり、市町の理解や取り組みが進んできているものと考えております。
 さらに、学校を通じてお茶の歴史や文化、効能、産地などを内容とした保護者向けの広報紙を配布したほか食育を中心的に進める栄養教諭等の日本茶アドバイザー資格の取得を促進しております。
 本年五月三十一日には第一回目の児童生徒の静岡茶の愛飲促進に関する県民会議が開催され、学校関係者や茶業関係者から粉末茶等の提供しやすい方法や地域、家庭を巻き込んだお茶を飲む習慣が定着するような取り組みが必要であるなど貴重な御意見をいただいたところであります。
 県教育委員会といたしましては、県民会議の議論を踏まえ経済産業部とも連携し学校でお茶を提供する取り組みの拡大について市町教育委員会や茶業関係者へ積極的に働きかけてまいります。さらにお茶を通じた地域間交流などについても検討し、学校での静岡茶の愛飲の促進に取り組んでまいります。
 次に、特別支援学級についてであります。
 特別支援学級及び通級指導教室については、議員御指摘のとおり特別な支援が必要な児童生徒の増加に伴いいずれも年々ふえており、今年度特別支援学級は小中学校合わせて二十五学級、通級指導教室は七学級が新たに設置されております。特別支援学級等に在籍する児童生徒は障害の種類や状況が異なるため個々の状態を把握しそれぞれに応じた支援をすることが必要不可欠であり、教員には通常学級とは異なる専門性が求められるため資質の向上や人材の確保が課題となっております。
 そこで、県教育委員会では各学校に対し個々の児童生徒に応じた教育支援計画等の作成を指導しております。また教員の資質向上のための研修会を開催するとともに、専門的な知識、技能を有する人材を確保するため採用試験における特別支援学校教諭免許状の保有者に対する加点や特別支援学校との人事交流のほか、教員を補助する支援員の配置などを積極的に行っております。
 通常学級と併設された特別支援学級は共生社会の構築を進める教育現場であります。ますます多様化するニーズに対応して、特別支援学校だけでなく保健・医療・福祉分野などとの連携により就学前及び学齢期から社会参加までを見据えて支援に取り組むことが重要であると考えております。
 県教育委員会といたしましては、市町教育委員会を中心とした関係機関との連携により特別支援学級に通う児童生徒が夢を持って生き生きと学び続けられる体制を構築できるよう引き続き支援してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp