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本会議会議録

答弁文書

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平成23年6月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(民主党・ふじのくに県議団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/30/2011番目)
答 弁 者危機管理監


    ○議長(植田 徹君) 小林危機管理監。
           (危機管理監 小林佐登志君登壇)
    ○危機管理監(小林佐登志君) 防災力の強化についてのうち、自治会単位での災害図上訓練――DIGの実施についてお答えをいたします。
     静岡県では自主防災組織活動を行う基本としまして、自分たちの地域を知り地域の特殊性を踏まえた防災対策を充実するため、その活動のリーダーとなる地域防災指導員の養成研修におきましてDIGの必要性を認識していただき、その実施方法を学んでいただいております。この研修によって養成された地域防災指導員は各自主防災組織の中で訓練にDIGを取り入れ、各地域の自主防災対策の強化に役立てております。DIGは自分たちの地域が置かれている状況を把握する上で大変役に立つ手法でありますので、今後とも県が実施します出前講座などでその普及に努めるとともに、各自主防災組織において年に一度はDIGの手法を用いて自分たちの地域を点検する訓練を行うなど、その積極的な活用を市町と連携しまして働きかけてまいります。なおDIGにつきましては、自主防災組織だけでなく家庭内での防災対策を行う上でもその効果を十分期待できますので、家族が一緒になって家庭内の安全対策を話し合うことのできる家庭内DIGを県で開発しまして、その普及にも努めております。また中小企業者がBCP、いわゆる事業継続計画を策定する際に役立つよう事業所内DIGの開発にも取り組んでおります。
     次に、石油備蓄基地の安全対策についてであります。
     石油備蓄基地は消防法に基づきまして震度七クラスの揺れにも耐え得る構造設備基準への適合や保安管理体制の整備などにつきまして、市町消防本部の許可を受け設置されており各消防本部が定期的に立入調査を行うなど安全確保の徹底に努めているところでございます。また各事業所は消防本部ごとに防災協定を締結しまして、防災訓練の実施とか災害時の相互支援などの自主保安の推進にも取り組んでいただいております。なお田子の浦港の石油備蓄基地につきましては、基本水準面より九メートルから十五メートルの高さに地盤をかさ上げしまして、さらに石油会社各社が独自に防潮堤を築くなど予想される津波、高潮などへの対策が講じられているところでございます。これまで県内の石油備蓄基地では大きな災害は発生しておりませんが、さきの東日本大震災におきまして大規模な製油所で火災などの被害が生じたことから、県では石油等の危険物を取り扱う事業所の施設点検の実施などについて各消防本部に指導の徹底を指示したところでございます。今後、国において東日本大震災の被災状況の分析などから設備基準等の見直しがあった場合には、市町や事業者などと連携しまして迅速かつ的確な対応を図りまして県内の石油備蓄基地の安全確保に一層努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp