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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年2月静岡県議会定例会

小長井 由雄 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/04/2016番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) 地域医療構想に基づく今後の地域医療の確保についてお答えいたします。
 県では、地域医療構想により示す二〇二五年に必要な医療機能を確保していくため地域での関係者による協議に基づく医療機関の自主的な取り組みを促していくことを基本的な方針としております。このため構想策定後は医師会や歯科医師会を初め病院団体や市町と医療保険者などから成る地域医療構想調整会議を構想区域ごとに設け、病床機能の分化連携を初め在宅医療の確保や医療と介護の連携など各地域にふさわしい医療提供体制について協議を進めることとしております。
 また、県ではこの調整会議での議論を通じて明らかとなる医療機関における病床機能の転換や在宅医療の充実、医療人材の確保といった自主的な取り組みを地域医療介護総合確保基金などを活用して積極的に支援していくとともに、県全域の課題である医師確保や医療と介護の連携などに取り組み、地域医療機能の充実と強化に努めてまいります。
 県といたしましては、地域医療構想に基づき効率的で質の高い地域医療を確保していくため、医療機関はもとより市町や関係団体等とも協力しながら全力を挙げて県民が将来にわたり安心して暮らせるふじのくにの実現を目指してまいります。
 次に、ひきこもり対策についてであります。
 ひきこもりが長期化している方の改善には長い時間を要することから、県ひきこもり支援センターによる支援だけではなく市町やNPO法人などと連携して身近な地域において継続した支援を提供していくことが重要であります。
 このため、ひきこもり支援センターでは福祉や教育、就労などの支援を行うNPO法人や行政機関の職員による互いの活動内容を発表する情報交換会を開催することで、さまざまな分野の立場から相談者の状況に応じた支援の提供ができる協力関係を構築しております。また困難事例に対応するための具体的な支援方法を学ぶ研修会などを開催して支援に携わる職員の資質向上にも努め、一人一人に合わせた適切な支援を提供することとしております。
 来年度からは、NPO法人などに委託してひきこもり支援センターの相談により改善が見られ社会とかかわる意欲を持ち始めた方々が集まり自宅以外で安心して過ごせる居場所を身近な地域に設置し、ひきこもりの方が社会参加の第一歩を踏み出すための支援としてまいります。
 県といたしましては、ひきこもり支援を行う市町やNPO法人など関係団体と連携を強化し、身近な地域において本人や家族の気持ちに寄り添い継続した支援ができる体制づくりに取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp