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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成24年12月静岡県議会定例会

渥美 泰一 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/19/2012番目)
答 弁 者健康福祉部長


○副議長(大石哲司君) 池谷健康福祉部長。
       (健康福祉部長 池谷享士君登壇)
○健康福祉部長(池谷享士君) 遺伝子検査によるがん対策についてのうち、県内の状況と県の認識についてお答えをいたします。
 遺伝子検査には幾つかの種類があると認識しております。その一つは既に臨床現場で広く用いられている技術で、がん細胞を検査し抗がん剤の効果やがんの悪性度を判定する検査です。二つ目は、非常にまれな遺伝性のがんの診断のため患者とその家族に限って検査をする方法で、これも臨床現場で用いられています。ただしこの場合は結果が全ての家族に及ぶため、厳格なガイドラインのもとプライバシーを守りながら実施されています。
 これに対して、県内の医療機関においても、一般の人を対象としてがんを発症するリスクの評価や血液中のがんの遺伝子を発見するとする遺伝子検査が行われておりますが、臨床的意義は明らかでないと認識をしておりまして、現在国において進められているがん検診のあり方に関する検討会におきましても、このような検査は検討の対象に今挙げられておりません。加えて日本医学会が遺伝子検査全般に関するガイドラインを定めておりますが、その中において家族にも影響を与え得る個人の遺伝情報を扱うことには慎重な対応を求めています。
 このような状況から、県といたしましては一般の人を対象に行われている遺伝子検査についてはまずは国や学会等の研究の動向を注視し、慎重に研究してまいりたいと考えております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp