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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成22年12月静岡県議会定例会

小楠 和男 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/10/2010番目)
答 弁 者文化・観光部長


    ○議長(天野進吾君) 出野文化・観光部長。
           (文化・観光部長 出野 勉君登壇)
    ○文化・観光部長(出野 勉君) 富士山観光についてのうち、まず初めに県西部の県民に対する富士山啓発についてお答えいたします。
     富士山の日を盛り上げる県民運動の一つとして、富士山の自然、環境、景観、歴史等をテーマに本年度から県内四会場で富士山県民講座を開催することといたしまして、西部地域においても先週浜松市で命の山・富士山をテーマに講演会を実施するとともに、富士山世界文化遺産登録の取り組みを紹介したところであります。
     また、来年の富士山の日前後には、西部地域を会場に親子で参加できる富士山を学ぶイベントを実施するほか、西部パレットにおいても富士山写真展の開催が計画されております。さらに市町、民間団体等の皆様の御協力により、現時点で昨年度を上回る富士山の日協賛事業の実施が予定されており、一人でも多くの県民の皆様に御参加いただき富士山に対する意識を高めてまいりたいと考えております。
     今後も、幅広い年齢層を対象とした富士山世界遺産の出前講座を初め、富士山世界文化遺産フォーラム等皆様が気軽に参加できる取り組みを通じ、富士山を身近に感じられるような環境づくりを進めてまいります。
     次に、静岡県側からの富士山観光についてであります。
     まず、情報発信についてでありますが、富士山は世界に誇れる本県最大の観光資源であり、富士山を生かした観光誘客への取り組みは最も効果的でありますことから、今年度からは、本県が誇る「富士山と食」をテーマに、富士山と県内の観光地等を結びつけた観光プロモーション活動を国内外の空港就航先や首都圏、関西圏等を中心に展開しているところであります。
     海外では、浮世絵に描かれた富士山と千本松原や薩埵峠などが人気であることや、昨年中国ドラマのロケ地となった富士山本宮浅間大社では、中国語での絵馬の書き込みもふえていると聞いておりまして、富士山のある静岡県の認知度は高まってきていると考えております。
     今後、観光誘客の地域間競争が激しさを増す中でふじのくにを国内外に強くアピールし、より多くの観光客を本県に誘客するため、海越しの富士山や茶畑と富士山など本県でしか味わうことができない富士山の美しい景観に加え、サクラエビやシラスなど本県ならではの海の幸を組み合わせた旅行商品の造成を進め、観光プロモーションや商談会において重点的に売り込んでまいります。
     さらに、本年二月からインターネット及びiTunes上で配信しております富士山の自然、歴史、美しさなどをテーマとした動画映像番組「富士山二・二三」は、「生命ある山」などの全十話の内容としておりますけれども、この日本語版、英語版を合わせまして一日で九千件のアクセスのある人気コンテンツとなっておりまして、これらの豊富な広報素材を活用してふじのくにを国内外に積極的に情報発信してまいります。
     次に、登山者数統計についてであります。
     県ではこれまで山頂部付近の登山者数は環境省の調査により、また各五合目登山口付近での登山者数及び来訪者数は市町等が行う調査により把握し、登山者の動向などの基礎的データとして活用してまいりました。特に両者のデータを突き合わせることで、夏山登山期間中の日別の混雑度合いや時間帯ごとの登山者の利用動向等のより詳細な情報を把握することができ、登山道の管理やトイレの維持管理、さらには遭難事故防止へのより具体的な取り組みなどに活用することができることから、今後とも両者の統計を活用して登山者の安全や富士山の適正な利用に役立ててまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp