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本会議会議録

答弁文書

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平成21年2月静岡県議会定例会

小楠 和男 議員(自由民主党)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/25/2009番目)
答 弁 者教育長


    ○副議長 (込山正秀君)  遠藤教育長。
            (教育長 遠藤亮平君登壇)
    ○教育長 (遠藤亮平君)  知的障害児・者の就労支援についてのうち、 特別支援学校についてお答えいたします。
     県立浜松城北工業高等学校内への特別支援学校高等部分校の設置に当たっては、 浜松市産業界や労働・福祉機関、 浜松市教育委員会等と連携した協議会を設け、 障害者にとって豊かな社会生活につながる就労を目指してまいります。 具体的な教育内容といたしましては、 地元産業界のバックアップによるものづくりのまち浜松市ならではの実践的な職場実習や、 企業において製造や人事部門の第一線で活躍している方々による授業など、 卒業後の確実な就労に向け職業教育の充実に取り組んでまいります。
     また、 生徒の就労・自立対策については、 子供の障害の程度や特性を踏まえ、 将来働くことを通して社会自立、 生活自立できるよう小学部段階からの計画的、 継続的な指導を行うとともに、 進路予定先の事業所や福祉施設での体験実習を繰り返し行うなど、 子供一人一人に応じたきめ細かな進路指導の充実に努めてまいります。 現在厳しい経済状況の中ではありますが、 福祉就労を含め介護、 サービス関係等への職域の拡大や職場環境の整備等について、 今後も労働・福祉機関と一層連携を密にし取り組んでまいります。
     次に、 高校生の進路意識についてであります。
     まず、 大学選びについてでありますが、 入学する大学によって生徒の人生は大きく左右されることから、 生徒に何のために大学に行くのか、 将来どんな職業につきたいのか等を十分に考えさせるとともに、 大学が実施しているオープンキャンパスに積極的に参加させ、 自分の目でじかに大学の講義や教授陣の顔ぶれ、 研究内容、 さらには卒業生の進路先等を確認するよう多くの高校では指導しておりますので、 それらを一層充実させることが大切であると考えます。
     また、 キャリア教育の一環として、 職業への理解や社会への適応力を高めるため、 生徒が企業を訪問し直接経営者や従業員にインタビューして企業や職業について研究している学校や、 新たな科目を設定してロールプレーなどを授業に取り入れ、 コミュニケーション能力や規範意識、 円滑な人間関係形成能力の育成に力を入れている学校など、 特色あるさまざまな取り組みがありますので、 それらを多くの学校で共有化できるよう努めてまいります。
     教育委員会といたしましては、 本年度新たに、 将来医師を希望している生徒に対して実際の医療現場に接する機会を設けるこころざし育成セミナーを実施いたしました。 またNPOと連携して学校と企業のコーディネートを行い、 普通科高校でのインターンシップの推進に取り組んでいるところでもあります。
     今後は、 社会や企業との連携をより一層深め、 人としてのあり方生き方を考えさせ生きる力を育成するキャリア教育の充実を図り、 高校生の進路意識の高揚に努めてまいります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp