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本会議会議録

答弁文書

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平成29年12月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2017番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) 今後の教育行政の推進についてのうち、学校教育における施策の推進についてお答えいたします。
 子供たちを取り巻く環境が大きく変化している中で、学校教育におきましては特に子供たちの生きる力を育むため主体的、対話的で深い学びとなる学習の充実が求められております。このため県教育委員会では子供たち一人一人の個性や可能性を伸ばしていくことを目指し、静岡式三十五人学級編制の完全実施やICTを活用した教育の推進により確かな学力を育成するとともに、農林水産業、工業、芸術、スポーツなどを学ぶ環境づくりやキャリア教育の充実などにより技芸を磨く実学として奨励してまいります。
 また、国際化、情報化の急速な進展に対応し、ふじのくにの発展に貢献できる人材の輩出に向け高校生の海外留学の促進や外国語教育の充実などを通してグローバル人材の育成を積極的に進めてまいります。さらに教育現場で課題となっている子供の貧困やいじめ、不登校等についてはスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携を強め児童生徒の状況に応じたきめ細かな支援を行うとともに、教員をサポートする体制を充実することにより子供と向き合う時間を確保してまいります。
 県教育委員会といたしましては、全ての子供たちが夢と希望を持って可能性に挑戦する力を育むことができるよう就学前教育から大学教育まで学ぶ場を広く見据え次期教育振興基本計画に位置づける重点的な取り組みを着実に進めてまいります。
 次に、教員が子供と向き合う時間を確保するための外部人材の活用についてであります。
 教員の多忙化解消や開かれた教育課程の実践として、県内ではボランティア等が学校を支援する仕組みである学校支援地域本部が三百四十一校の小中学校に設置されています。また学校運営に地域が参加するコミュニティスクールについては六十七校が指定されております。こうした外部人材等による学校の支援や教員の業務補助は教員が授業の準備や生徒指導などの時間を確保するのに有効であり、学校の教育力の向上につながるものと考えております。
 本県が昨年度から実施している未来の学校「夢」プロジェクトでは、加配教員やスクールカウンセラー、地域住民による学校支援ボランティアなどさまざまな人材の活用により教員の多忙化解消に取り組んでおります。このうち職員会議の準備や授業で使用する資料の印刷、行事予定表の作成など事務全般を支援する業務アシスタントについては、プロジェクトの中間報告の段階ではありますが多忙化の解消に非常に有効であるとの結論が得られております。
 県教育委員会といたしましては、国が概算要求で盛り込んだスクール・サポート・スタッフの詳細について把握するとともに、未来の学校「夢」プロジェクトの取り組みを県内に普及させ各学校での外部人材の活用を促進するほかコミュニティスクールの一層の導入を進めることにより、教員が児童生徒と向き合う時間を確保するためにそのような体制づくりに積極的に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp