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本会議会議録

答弁文書

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平成28年6月静岡県議会定例会

小楠 和男 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/30/2016番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) 三ケ日青年の家の海洋活動再開についてお答えいたします。
 平成二十二年六月十八日に三ケ日青年の家を利用して自然体験学習中に浜名湖でカッターボートの転覆事故があり、豊橋市立章南中学校一年生、西野花菜ちゃん、当時十三歳が死亡しました。
 県教育委員会では、事故直後に安全対策委員会を設置し約六年間にわたり安全管理体制の向上に取り組んでまいりました。この間、運輸安全委員会の勧告への対応、さまざまな緊急事態を想定した救助訓練の実施、外部有識者の指導助言を踏まえた安全対策マニュアルの検証と改善などさらに地元消防署やマリーナ等と連携し安全な海洋活動実施に向けた取り組みを重ねてまいりました。
 私は、教育長に就任して以来、御実家があります西野様のお宅に伺いました。豊橋のほうにあるんですが今まで三回ほどお伺いしました。そして花菜ちゃんの御冥福を祈りつつ、また御両親ともいろいろとお話しさせていただきました。そして過日西野様御夫妻より海洋活動再開を御了解いただきました。
 このような経過を経て本年四月に海洋活動を再開し、実施を予定している七団体のうち先ほど御説明にもありましたけども既に四校の小中学校がカッターボートによる海洋活動を実施いたしました。マニュアルに定められている事前指導や安全確認が確実に実行されていることはもとより、その日の天候や利用者の年齢に応じた柔軟な対応がなされていることを確認しております。湖上では一人一人のかけ声とこぐ力を合わせることで船が力強く進み、子供たちは大きな達成感を得ることができました。
 今後も、事故の教訓を決して忘れることなく安全最優先の運営で実績を積み重ね信頼回復に努めてまいります。また三ケ日青年の家で開催されるマリンスポーツの全国大会等において安全確保の重要性を発信するなど、三ケ日青年の家が安全な海洋活動の拠点として全国の青少年教育施設の模範となるよう取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp