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本会議会議録

答弁文書

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平成28年2月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2016番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) 生活困窮者の自立に向けた支援についてのうち、食料支援事業に対する県のかかわりについてお答えいたします。
 フードバンク事業は、生活困窮者の支援に寄与するボランティア活動として行われております。県ではその活動内容や成果を紹介するなど市町における事業の活用を促進してまいりました。この結果広く周知がなされ取扱量が拡大しており、今後フードバンク事業のさらなる充実を図るためには活動拠点の確保や増設が必要であると認識しております。
 県では、活動拠点の不足を補うためフードバンクふじのくにの運営協力団体でもある県社会福祉協議会や市町その他活動に賛同する関係団体に対し活動拠点の確保を初め配送体制や在庫管理の効率化などについて積極的に協力や提言を行い、活動がより一層円滑となるよう努めております。
 また、来年度からは新たな生活困窮者の自立支援策としてフードバンク事業を活用した就労体験の機会を確保することとしております。これまで支援を受けていた生活困窮者が支援をする側にも回ることのできる仕組みづくりを行い通常の就労に不安のある方の働く意欲の向上や社会参加につなげるなど食料支援事業に積極的に関与し、県民の理解を深めることとしております。
 今後とも、県民や企業等に対しフードバンク事業への理解をより一層深めるほか、生活困窮者支援にかかわる関係者との密接な連携を行いフードバンクが活動しやすい環境づくりに取り組んでまいります。
 次に、一時生活支援事業についてであります。
 住居を失い、その日の生活に困窮する方々に対し宿泊場所や食事などを提供する一時生活支援事業は日常の生活を営むことが困難な環境にある県民の生活を守る重要な事業であります。生活困窮者自立支援法に基づき今年度は八市が一時生活支援事業に取り組んでおり、県が未実施の市に対して事業の有効性について理解を求めた結果、来年度からは十二市で実施されることとなりました。
 県では、市町の取り組みを強化するため先進事例などを参考にし、各市町からの意見も伺いながら共同実施を進める上での課題の解決を図り、実施に向けて検討を進めてまいります。また直近三年間の実態調査ではホームレスの存在が確認されていない市町もあるなど一時生活支援事業を取り巻く環境が各市町で異なることから、地域の実情に応じた事業の実施を働きかけることとしております。
 今後も、市町と連携し一時生活支援事業の拡大に努め、日々の生活にお困りの方に寄り添った早期の支援を提供することにより困窮している方々が希望を持って自立して暮らすことのできる社会となるよう全力で取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp