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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年6月静岡県議会定例会

杉山 淳 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/30/2020番目)
答 弁 者副知事


○議長(山田 誠君) 難波副知事。
○副知事(難波喬司君) 交通弱者の生活の足を守るバス路線の維持についてお答えをいたします。
 乗合バスは、県民の皆様の移動を支える重要な社会インフラです。しかしながら利用者の減少による収支の悪化や運転手の不足によりバス路線の廃止が増加しております。さらに今回の新型コロナウイルス感染拡大による利用者の大幅な減少はバス事業者の経営状況を一層悪化させております。
 このような状況を踏まえ、県では収入の大幅な減少による経営への影響を軽減するためバス運行に係る補助金の一部を前倒しで助成できるよう規程を改正し速やかに実施いたしました。また本議会で御議決頂きました六月補正予算により緊急事態宣言の期間中もバスの運行を継続した事業者に対しまして運行経費の一部を助成することとし既に周知をしたところであります。
 今後のバス路線の維持につきましては、地域住民の皆様や県、市町、交通事業者が参画する公共交通会議の場におきまして同様な課題を抱える他の地域での取組事例などを研究してまいります。
 具体的には、利用者の皆様の希望に応じて運行するデマンド型のバスや市町を含む多様な主体による運行方式の導入などであり当該地域への適用性について関係者と共に検討してまいります。
 このような取組を行いながらできる限り早く自動運転の車の導入を実現したいと考えております。現在、県や大学、交通事業者など産学官で取り組んでいる自動運転技術の開発は運転手不足の解消に加え低コストでの運行につながる可能性のあるものと考えております。このため本年度も市街地や過疎地域など環境の異なる複数地域におきまして実験を行い技術的な課題の解決を図ってまいります。さらに新たな通信技術である5Gを活用した実験につきましても実施する予定であります。
 県といたしましては、人口減少や少子高齢化が進む社会におきまして今後も交通弱者の生活の足を守るため関係機関と連携しバス路線の維持に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp