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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年12月静岡県議会定例会

天野 多美子 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2023番目)
答 弁 者交通基盤部長


○副議長(鈴木澄美君) 勝又交通基盤部長。
○交通基盤部長(勝又泰宏君) 中山間地や過疎地域の交通手段に関する課題への対応についてお答えいたします。
 中山間地や過疎地域において今後も住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるようにするためには誰もが利用しやすい交通手段を確保していくことが極めて重要であります。
 近年路線バスの廃止が進む中で代わりとなるバスを市町が運行しております。県では昨年度中山間地等を含む二十九市町の二百二十七系統に補助を行いましたが、交通手段の確保は十分とは言えない状況であります。
 こうした中、近年議員御指摘の自家用有償旅客運送を含む地域住民が主体となった住民共助による移動手段の確保の取組が行われてきております。この取組が課題解決の一つの方法になり得ると考え、事業が継続している県内外の先行事例について現地調査を行ってまいりました。その結果住民ニーズに配慮した経路等の設定に加え担い手となる中心的人材の確保が重要であることを認識いたしました。そこで勉強会を通じて市町に情報共有したところであり、今後導入に向けた地域ごとの条件や課題を整理し行政の支援の在り方を検討してまいります。
 県といたしましては、制度改正等の動向を見極め地域の実情に応じた暮らしを支える交通手段の確保に向け引き続き市町の関係者と連携し取り組んでまいります。
 次に、水害から地域を守る麻機遊水地の整備の進め方についてであります。
 市街地を流れる巴川の治水対策は、昭和四十九年の七夕豪雨を契機に本川改修や大谷川放水路の建設、麻機遊水地の整備を柱として静岡市と共に総合治水対策事業として重点的かつ段階的に治水安全度の向上を図っているところであります。このうち麻機遊水地の整備については、将来計画二百ヘクタールに対してこれまでに百三十八ヘクタールの整備が完了し、昨年九月の台風十五号に伴う豪雨の際には東京ドーム約二杯分に相当する二百六十四万立方メートルの洪水をため下流域の浸水被害軽減に一定の効果を発現しました。現在施工中の二 一工区を令和七年には供用開始させ、さらなる安全度の向上を図ってまいります。
 麻機遊水地の今後の整備については、気候変動による豪雨の激甚化、頻発化や現在の施設の効果検証を踏まえ関係機関や流域住民の御意見を伺い御理解を得ながら新たに河川整備計画に位置づける検討を進めてまいります。
 県といたしましては、来年は七夕豪雨から五十年となる節目であることから、これまでの治水対策の効果や現状についての一層の効果にも努めながら水災害に強い地域づくりを推進してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp