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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

相坂 摂治 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/20/2019番目)
答 弁 者知事


○知事 (川勝平太君)  子供たちの文化体験についての御質問にお答えいたします。
 将来にわたる持続的な芸術、 文化の振興と文化活動の裾野の拡大のためには、 年齢、 性別、 所得などにかかわらず県民の誰もがひとしく文化に触れる機会が確保されることが重要です。 とりわけ議員御指摘のとおり子供の時期に上質で多彩な芸術、 文化、 あるいは芸能、 スポーツなどに触れ、 感動、 驚きといった体験をすることが豊かな感性や創造性を育む上で重要であると考えております。
 こうしたことから、 静岡県ではこれまで第一線で御活躍のアーティストなどを講師とするふじのくに子ども芸術大学、 あるいは静岡芸術劇場を会場としたSPAC中高生舞台芸術鑑賞事業、 さらには県内のプロオーケストラが県内各地で演奏する音楽文化振興事業等を実施してまいりました。 しかしながら開催地域が劇場、 ホールが充実している都市部に偏っておりまして地域格差が生じております。 そのことから、 全ての子供がひとしく本物の芸術に触れる機会をこれまで以上に創出していく必要があると考えております。
 子供にとって最も身近な芸術である音楽と総合芸術である演劇につきまして、 学校等と連携を強化しアウトリーチ――出前ですね――による鑑賞機会を拡充することで県内各地の子供たちが芸術や文化を鑑賞し、 体験できる環境づくりを進めていくことといたしまして本議会に必要な予算をお諮りしているところであります。
 具体的には、 音楽の分野につきましては本県のプロオーケストラが小学校、 中学校あるいはまた高校に出向きまして演奏する回数を大幅にふやすということとともに、 未就学児が親子で楽しむことのできるコンサートを新たに開催いたします。 また演劇の分野につきましては、 世界的に評価の高いSPACが県内各地のホールを会場とした出前公演を実施するとともに、 小中学校や高校でのワークショップを実施してまいります。
 今は、 どちらかというと高尚な音楽あるいは演劇について申しましたけれども、 将棋にしろ囲碁にしろこうしたものもやはりすばらしい、 藤井聡太――将棋の名人だとか、 あるいは伊藤美誠さんのような卓球だとか、 あるいは最近では仲邑菫さんのような囲碁だとか、 さらに言えばですね小学校、 中学校の折に偶々宝塚を見て中学のときに宝塚に志して、 今宝塚の花組のトップを五年余りにわたって演じていらっしゃる明日海りおさんもいらっしゃいます。 やはり何かに触れて十前後のときに自分はこれでいくと決めたということが大切でありまして、 学歴が今まで中心でしたけれどもやはりこうした技芸を磨く、 あるいは技芸歴というものをしっかり持っている方をスターとして理想の星として追いかける子供たちがいてもいいというふうに思っている次第でございます。
 県といたしましては、 子供たちが感受性豊かな十前後ぐらいからの時期に多様な文化に出会い体験する機会を充実させまして、 本県の将来の文化、 芸術、 芸能、 スポーツを担う人材として育むことを通じて、 いつでもどこでも多彩な魅力的な文化、 スポーツ、 芸術、 芸能に出会うことができるふじのくに芸術回廊、 スポーツ回廊の実現を目指してまいります。 以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp