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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年12月静岡県議会定例会

植田 徹 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2016番目)
答 弁 者がんセンター局長


○がんセンター局長(石野眞澄君) 県立静岡がんセンターにおける重粒子線治療の導入についてお答えいたします。
 陽子線治療、重粒子線治療は、ともにすぐれた線量集中性を有し、体の奥にあるがん細胞に集中的にダメージを与えることができることが最大の利点でございます。重粒子線のほうが細胞を攻撃する力が強いという特徴がありますが、がん周辺の細胞に障害を起こす可能性も大きくなります。また、がんにピンポイントに照射するコントロール性は陽子線のほうがすぐれていると言われております。
 陽子線治療、重粒子線治療ともにことしの診療報酬改定において特定のがんに対する保険適用が認められましたが、いずれの治療もより多くのがんへの臨床応用に向けて従来の放射線治療との優劣が検討されている状況であります。また欧米、特に米国では施設設置の費用面から陽子線治療に一本化されつつあると伺っております。
 静岡がんセンターでは、現存する陽子線治療施設により保険適応が認められた小児がん治療――これは筑波大学及び静岡がんセンターが中心となってやっておりますが――これらの治療に積極的に取り組むとともに、他のがん種への適応の拡大を目指した研究をさらに進め一人でも多くの患者さんの治療を行ってまいります。
 静岡がんセンターにおきましては、重粒子線治療を行っている施設の情報を集めながら粒子線等のあり方について今後研究を続けてまいりたいと考えております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp