• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/04/2022番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 落合議員にお答えいたします。
 静岡県のみちづくりについてのうち、みちづくり計画についてであります。
 道路は社会インフラの根幹となるものであり、大規模な災害時には救急救命活動などに大きな役割を果たす重要なインフラであります。徳川家康公が整備なさった五街道は今形を変えて高速道路として我が国を支えております。道路は時代の要請に合わせて変わりながら長きにわたって使われ続けるということの好例でございます。このように未来においても経済活動や人々の生活を支える基盤となるものであって道路は長きにわたり投資効果を発揮し続けることから、議員御指摘のとおりまた御認識のとおり、道路整備に当たりましては県土、文化、ライフスタイルなどの将来の姿を見据えて将来ビジョンを持ってその実現に向けた方針を明確にし、道路の整備や維持管理を進めていく必要があります。
 県では、平成三十年に策定した美しいふじのくにのみちづくりに基づき高規格幹線道路やインターチェンジへのアクセス道路の整備、交通渋滞対策、道路の防災対策などを進めてまいりました。その成果の一つである令和三年八月の中部横断自動車道静岡―山梨間の全線開通は大幅な時間短縮効果をもたらしました。さらにふじのくにの表玄関を預かる本県とふじのくにの奥座敷である山梨県との心や気持ちの一体感は飛躍的に高まっております。このように道路は人々の生活や行動様式を変化させる大きな効果をもたらすものであります。
 一方、近年ではゲリラ豪雨の頻発化やこれまでに経験したことのない大雨による災害が全国各地で発生しており、県内でも令和三年七月の大雨により黄瀬川大橋が大きな被害を受けました。また昨年十二月には菊川市で登校中の児童の列に車が接触し五名の児童がけがを負う事故が発生するなど、学校関係者や地元自治会、警察などと連携した懸命な取組にもかかわらず交通事故が絶えることはありません。道路は住民の生活や経済活動に直結する重要なインフラであり、災害に強く安全で安心なみちづくりの実現に向け決意を新たにしたところであります。
 新しいみちづくり計画では現計画の評価と道路を取り巻く様々な課題を踏まえるとともに、世界共通の目標であるSDGsの達成に向け三つの基本方針として第一に安全・安心、第二に持続可能、第三に地域の発展を掲げております。この方針の下かけがえのない命を守る道路の安全対策や施設を長く使い続けるための適切な保全と活用、物流や観光を活性化させる道路ネットワークの整備など様々な課題解決に向けた取組を強力に推進しております。またそれを推進してまいります。
 地域ごとのみちづくりの示し方につきましては、みちづくり計画に基づき実施している主要な事業箇所並びに着手予定の箇所を静岡県の道路整備計画としてお示し申し上げ、県民の皆様にみちづくりの取組について御理解頂けるよう努めているところであります。
 県といたしましては、静岡県の新ビジョンの目指す姿である県民幸福度の最大化の実現に向け、本計画に基づき道路システムのDXの推進をはじめビッグデータや新技術の活用など様々な手段を用いて将来にわたり人々が幸せを実感できるみちづくりを進めてまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp