本会議会議録
答弁文書
令和6年2月静岡県議会定例会
相坂 摂治 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁
(質問日:03/05/2024番目)
答 弁 者 | : | 政策推進担当部長 |
○政策推進担当部長(石川英寛君) リニア中央新幹線開通に向けた県の協力の在り方についてのうち、リニア中央新幹線開通の評価と総合計画への反映についてお答えいたします。
まず、リニア中央新幹線開業の我が国や本県にもたらす変化につきましては、昨年策定された第三次国土形成計画において、東京圏、大阪圏、名古屋圏の三大都市圏が一時間で結ばれ世界に類を見ない経済集積圏域を形成し全国各地との交流の活発化が期待される、巨大災害リスクに対するリダンダンシーの確保に資するなどとされております。
また、本県を含む東海道新幹線沿線地域では、ひかり、こだまの増加が期待され新たな暮らし方、働き方の可能性や企業の新規立地、観光交流、経済的つながりの拡大など地域の活性化に効果を及ぼすとされており、県としても同様の認識であります。
次に、総合計画への反映についてであります。
議員御指摘のとおり、リニア中央新幹線の開業によって我が国の社会経済情勢は大きく変化することが想定されます。総合計画は県の最上位計画であり、こうした構造的環境の変化を十分に分析、整理した上で長期的な展望に立って施策全体を俯瞰し、その影響を反映していくことが重要であります。今後二〇二七年以降の名古屋駅までの開業や全線開業を見据えつつ東海道新幹線の運行本数や停車頻度の増加等を踏まえる必要があります。その上でそれらを活用した観光・交流政策や人口減少対策などのさらなる進展の可能性について首都圏や隣接県の取組も踏まえ、しっかりと検討し総合計画に反映してまいります。以上であります。
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