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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年9月静岡県議会定例会

相坂 摂治 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2020番目)
答 弁 者教育部長


○教育部長(長澤由哉君) 新型コロナウイルス感染症対策についてのうち、学校における対策についてお答えいたします。
 新型コロナウイルス感染症の状況が日々変化していく中で新しい生活様式による教育活動を行っていくためには、学校現場が適切に対応できるよう対策を示していくことが重要であります。このため県教育委員会では文部科学省による衛生管理マニュアルに併せて判断に迷う項目をまとめたQ&Aや保健衛生管理、学習指導等における留意点を随時提供するなど必要な支援を行ってきたところであります。
 具体的には、児童生徒、教職員が感染した場合の対応や県立学校の修学旅行等宿泊を伴う学校行事の取扱いを定めたほか、今後の感染状況に応じて迅速に対策が取れるようにふじのくにシステムの警戒レベルごとの行動基準を整理し学校との情報共有を図ったところであります。また各学校におきましては施設の状況や活動内容により身体的距離の確保が難しい活動について換気やせきエチケットに加え授業や面談時に飛沫を防ぐための用具や拡声器を使用するなど工夫を重ね、毎日の感染症対策に努めているところであります。
 県教育委員会といたしましては、感染症への対応が長期にわたることが想定されますことから今後も子供たちや教職員が安全で安心な学校生活を送ることができるよう本県独自の対策を講じながら感染症対策と教育活動の両立に努めてまいります。
 次に、東静岡駅周辺地区の活用についてのうち、県立中央図書館の整備についてであります。
 新しい県立中央図書館につきましては、平成三十年三月に策定した基本構想におきまして四つの目指すべき姿を掲げております。
 一つ目には県民の生涯学習、読書活動の拠点、二つ目にふじのくにのことなら何でも分かる、三つ目に県内市町立図書館等を強力に支援する、そして県民が出会い交わり新しい文化を育むの四つであります。今後整備に当たりましてはこれらのコンセプトを維持し、県民の知のインフラとしての役割を十分に果たしながら未来につながるアフターコロナ時代の新しいタイプの図書館を目指してまいります。
 具体的には、二百万冊規模の十分な収蔵能力を確保するとともにその多くを開架とし、豊富で専門的な蔵書に利用者が直接触れることのできる閲覧環境を整備してまいります。また専門的で高度なレファレンスや日常の様々な学びの支援にも対応し、調査研究利用から気軽な読書まで幅広い利用ニーズに応えてまいります。
 さらに、従来の図書館の枠を超えて本に限らない多様なメディアによる情報との出会いの場、人と人とが出会い交流する居心地のいい場を用意するとともに、ICTやAI技術を積極的に取り入れてデジタル・トランスフォーメーション化を進め新しい時代に合った図書館の姿を提供してまいります。
 なお、整備に当たりましては東静岡地区のまちづくりにふさわしい景観に配慮した格調の高い建築物を目指し、新しい図書館が県民の誇りとなるよう努めてまいります。
 県教育委員会といたしましては、東静岡への移転を機に新しい県立中央図書館が県民に開かれた総合図書館として末永く親しまれ愛されるものとなるよう、県議会や県民の皆様の御意見を伺いながら着実に準備を進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp