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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年12月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/12/2020番目)
答 弁 者副知事


○副知事(吉林章仁君) 産前産後ケアの取り組みについてお答えをいたします。
 妊産婦は、自身の体の不調や子育ての不安感、孤立感などによりうつの状態に陥るリスクが高まることから、産前産後期のそれぞれの状況に応じたきめ細かなケアを充実させていくことが必要となります。
 このため、県では産婦の心と体の状態を確認するための産婦健診とともに産後うつのリスクが高い産婦に心理的ケアや休息の場の提供を行う産後ケア事業の実施を市町に積極的に働きかけてまいりました。また事業実施に当たりましては医療機関の協力が必要なことから関係団体等へ制度説明や協力依頼を行ってまいりました。
 その結果、全国では四割程度の市町村の実施にとどまっている中、本県ではこれらの事業が県内全ての市や町において実施をされております。国内トップレベルの体制となりました。
 今後とも、産後うつ等を早期に発見し適切な支援ができる体制の充実を図り母子の健やかな成長につなげてまいります。
 一方、身近な地域の子育て経験者などが出産や育児についての悩みを聞く産前・産後サポート事業につきましては現在二十の市町で実施しております。
 今後は、全市町での実施に向けまして各健康福祉センターにおきまして未実施市町の課題の分析や地域の実情に応じた相談員の育成などを行うことによりまして、妊産婦の孤立を防ぎ妊娠、出産の不安や悩みを解消する環境づくりに取り組んでまいります。
 また、多胎児のいる世帯に対する支援につきましては、国の新たな支援制度を活用いたしまして市町が育児や家事のサポーター派遣などを行えるよう研修会の開催や複数市町での共同実施に向けた広域調整を実施してまいります。さらに県内の多胎児を持つ保護者のグループなどと連携をいたしまして同じ悩みを持つ親同志の交流の場を新たに設けてまいります。
 県といたしましては、市町や医療機関、関係団体と連携をいたしまして妊産婦が地域で孤立することがないよう妊娠、出産そして子育て期まで切れ目のない支援を推進いたしまして「生んでよし 育ててよし」のふじのくにを実現してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp