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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年12月静岡県議会定例会

大石 哲司 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/11/2019番目)
答 弁 者副知事


○副知事(吉林章仁君) 誰一人取り残さない社会の実現についてのうち、更生保護活動に対する支援についてお答えをいたします。
 罪を犯したり非行に走った後に罪を償って出所した人やその家族に対する差別や偏見は現実として根強く残っております。保護司を初め更生保護ボランティアの方々が担っている役割は、地域社会の安全や県民福祉の向上に寄与する非常に重要なものであるというふうに考えております。
 こうした中、県では犯罪防止と過ちを犯した人の立ち直りについて理解を深めることを目的に毎年七月を強調月間として県内各地で展開される社会を明るくする運動のほか、更生保護に尽力された方々への顕彰等を行う更生保護大会などに対しまして支援をしております。また静岡県人権啓発センターを拠点といたしまして市町や関係団体と協力をし、差別や偏見の解消に向けて地域の人権啓発のリーダーとなる方々への研修を実施しております。さらに県内各地での人権出前講座の開催を通じまして、更生保護活動への理解が進むよう周知啓発にも努めております。
 平成二十九年十二月に、再犯の防止等の推進に関する法律に基づき犯罪をした人の社会復帰に対しまして就労や住居の確保、保健医療・福祉サービスの利用促進、学校等と連携した修学支援などを内容とする再犯防止推進計画が閣議決定をされました。本県におきましても再犯防止施策の推進により犯罪や非行をした人が立ち直り社会生活を営むことができますよう、県保護司会連合会や県更生保護女性連盟などを構成員とする静岡県再犯防止推進協議会を本年八月に立ち上げ、現在年度内を目途に再犯防止の推進計画の策定を進めております。
 県といたしましては、今後も国、市町、関係団体と連携し再犯を防ぐとともに、ボランティアの方々による更生保護活動を積極的に支援することで立ち直ろうとする人を地域全体で支え、誰一人取り残さない社会の実現を目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp