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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和3年2月静岡県議会定例会

大石 哲司 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/03/2021番目)
答 弁 者教育長


○議長(山田 誠君) 木苗教育長。
○教育長(木苗直秀君) 不登校児童生徒に対するきめ細かな支援についてお答えいたします。
 本県の不登校児童生徒数は、令和元年度の調査では公立小中学校で六千二百八十一人となっており全国と同様に増加傾向にあります。学業の遅れや社会的自立へのリスクなどを考えますと、議員御指摘のとおり個々の事情を考慮したきめ細かな支援が必要不可欠であります。
 各小中学校では、不登校の状況の改善や重篤化の防止に向けて学級担任や養護教諭が中心となり、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携し不登校の子供やその家族に寄り添いながら個別の支援計画を立て別室登校や定期的な家庭訪問を行っております。また市町教育委員会では学校以外の居場所として適応指導教室の設置を進めております。現在二十八の市町で四十三か所、約六百八十人の児童生徒が通っており教員OBによる学習支援や相談支援が行われております。
 さらに、フリースクール等の民間施設との連携、ICT等を活用した家庭での個別学習などの支援を進める市町も増えており、こうした多様な学びの場におきまして意欲や取組を認め適切に評価することができるよう努めているところであります。
 不登校特例校の設置につきましては、小中学校の設置者である各市町教育委員会が地域の実態に応じて判断することになりますが、不登校児童生徒の居場所の一つとなり新たな教育機会が確保できることから他県の取組や成果等を確認・分析した上で各市町に情報提供をしてまいります。
 県教育委員会といたしましては、引き続き各市町教育委員会と連携しながら不登校の未然防止に向けた魅力ある学校づくりを推進するとともに、不登校状態にある子供一人一人に合った学習機会の確保や学習環境の充実に努め誰一人取り残さない教育の実現に向けて取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp