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本会議会議録

答弁文書

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令和3年2月静岡県議会定例会

大石 哲司 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/03/2021番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(山本和毅君) 認知症高齢者の行方不明の現状と取組についてお答えをいたします。
 初めに、認知症高齢者の行方不明の現状についてであります。
 令和二年中に県警察が届出を受理した行方不明者届のうち、認知症に係るものは二百二件であります。件数は前年と比べ六件減少したものの、全体に占める割合は一三・八%と一・六ポイント増加し統計を取り始めた平成二十四年以降最も高い値となりました。
 このうち、届出受理当日に発見されたものは七三%に当たる百四十八件、一週間以内に発見されたものは九三%に当たる百八十七件であります。また令和二年中に発見された百九十七件のうち一〇%に当たる十九件が亡くなられた状態で発見をされております。
 次に、早期発見に向けた取組についてであります。
 認知症高齢者に関わる事案を認知した場合には、生命や身体に危険が及んでいるおそれがあることから消防団や自治会など関係機関と連携した捜索、警察犬を活用した追跡活動、全国への手配、市町の防災無線を活用した住民への情報提供の呼びかけなど組織的な発見活動に努めております。
 とりわけ、昨年四月からは県が進めるSOSネットワーク広域連携制度に基づき警察署と市町との間で認知症高齢者等に係る情報の事前共有を行っております。 昨年浜松市では、警察官が臨場した際に靴に貼りつけられた登録シールから身元が判明し早期に御家族へ引渡しができた事例もございました。
 また、県警察では職員一人一人が認知症の特性を理解し発見活動に役立てるため市町の行う認知症サポーター養成講座の受講を進めているところでございます。
 県警察としましては、今後とも県や市町など関係機関と緊密に連携し行方不明者の早期発見に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp