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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成24年6月静岡県議会定例会

相坂 摂治 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/02/2012番目)
答 弁 者警察本部長


    ○議長(小楠和男君) 繁田警察本部長。
           (警察本部長 繁田 誠君登壇)
    ○警察本部長(繁田 誠君) インターネットを起因とする児童の福祉を害する犯罪対策についてお答えいたします。 
     まず現状でありますが、本年五月末までに十六人の少女がインターネットを起因とする福祉犯罪の被害に遭っております。うち十五人の少女が買春や淫行などの性的被害を受けており、年齢は十二歳から十七歳であります。三月には松崎署で、県東部地区居住の女子中学生がネット上の掲示板で知り合った東京都内在住の男に裸体の写真を撮られ、数度の淫行被害にも遭っていたという児童買春・児童ポルノ製造事件を検挙いたしましたほか、五月には磐田署で、宮崎県の十七歳の少女が携帯電話のメールを通じて知り合った本県在住の男に連れ出され、十一日間にわたり自宅やホテルなどで淫行されていたという県条例違反を検挙しております。被害少女らはネット上の危険性や有害性に余りにも無防備、無警戒であり、また保護者も子供のネット利用に余り関心を払っていないためネット社会の落とし穴に陥ってしまっている状況がうかがえます。
     対策としましては、四本柱としまして取り締まりの強化、被害児童の早期発見、保護と再被害防止の支援、サイト管理者対策、関係機関・団体と連携した啓発活動を推進しております。具体的にはインターネットの出会い系サイトをサイバーパトロールし五十二人を検挙するとともに、被害少女などに対するカウンセリングを四十三人延べ百回以上にわたって行っております。またサイト管理者に三十七件の違法な書き込みの削除要請も実施し、ネット上の環境浄化を図っております。
     県内のフィルタリングの利用状況につきましては、平成二十三年度に県教育委員会が児童生徒からアンケート調査した結果、小学生で二九・六%、中学生が四六・六%、高校生は三三・〇%であり、いずれも半分に満たない状況にあります。保護者や児童の意識改善と携帯電話へのフィルタリングの利用促進を図るために、学校や県関係部局と連携して非行・被害防止教室を小中高計四百校において開催しておりますが、今後も連携を十分強め啓発に努めてまいりたいと思います。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp