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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成11年12月静岡県議会定例会

渥美 泰一 議員(自由民主党)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/1999番目)
答 弁 者都市住宅部長


    ○副議長 (鈴木 尚君)  久保田都市住宅部長。
            (都市住宅部長 久保田昭彦君登壇)
    ○都市住宅部長 (久保田昭彦君)  建築住宅行政に係る法整備への対応についてお答えいたします。
     まず、 民間確認検査機関による建築確認、 検査についてであります。 昨年六月、 建築基準法が改正をされ、 工事の施工不良などを防止するため、 中間検査制度の導入や完了検査の充実を図るなど、 建築確認・検査制度が見直され、 あわせて民間確認検査機関の設置が認められることになりました。 民間確認検査機関が実施することによりまして、 例えば日曜、 祭日などの受け付けや即時審査など、 建築主のニーズに応じた多様なサービスの提供が期待されます。
     県といたしましては、 公正、 中立な第三者機関として、 業務の内容、 資格者の確保、 業務区域の設定など、 確認検査業務に関する指定基準を満たした民間確認検査機関が設立できるよう積極的に働きかけ、 必要な支援をしてまいりたいと考えております。
     また、 民間確認検査機関の建築確認申請手数料の設定についてでありますが、 民間では、 営業日、 営業時間などを自由に設定できることによる料金の格差や、 類似建築物が多く、 効率的に処理できる場合などの一定の条件下における割引も考えられ、 そのサービスに応じた手数料を独自に定めることができることとなりました。 なお、 行政におきましても引き続き建築確認、 検査を行いますので、 申請者にとりましては幅広い選択が可能となります。
     次に、 住宅の性能評価機関についてであります。
     住宅性能評価機関は、 住宅の構造耐力、 遮音性、 省エネルギー性などを図面評価や現場検査により、 客観的に評価する機関であります。 この機関の設置により、 中小工務店から大規模な住宅メーカーなどを含む多様な住宅供給者が、 公平で共通なルールのもとで住宅を供給することになりますことから、 消費者にとっては、 安心して良質な住宅を取得できることになります。 このため、 住宅の品質確保の促進等に関する法律の施行に合わせ、 その柱となる住宅性能評価機関が本県にも速やかに設立されるよう、 支援していく考えであります。
     なお、 県内における民間建築確認検査機関及び住宅性能評価機関の設立につきましては、 現時点では、 建築関連団体等で組織をする団体が、 利用者の利便の向上と効率的な業務検査の推進が図れることなどから、 両機関を合わせた設立に向けて検討を進めているところであります。
     県といたしましては、 確認、 検査に係る建築基準法の改正や、 住宅の品質確保の促進等に関する法律の施行に的確に対応できるよう、 公共と民間が車の両輪として連携、 協力し、 建築物の安全性や住宅の品質の確保が図れるよう努めてまいる考えであります。
    ○副議長 (鈴木 尚君)  これで渥美泰一君の質問は終わりました。
     議事の都合により休憩します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp