本会議会議録
答弁文書
令和6年2月静岡県議会定例会
相坂 摂治 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁
(質問日:03/05/2024番目)
答 弁 者 | : | 副知事 |
○副知事(出野 勉君) 知事の政治姿勢についてのうち、知事の暴走を抑止できない県庁組織の問題についてお答えいたします。
まず、企画部門と財政部門を同一の部局で所管する都道府県は本県を除き令和五年四月一日現在で五県あると認識しております。本県においては総合政策課と財政課を政策推進局に設置することで、県の重点施策の推進に当たって政策立案の段階から戦略的な予算配分までを一体的に進めております。
来年度予算案に盛り込んでおります本県が直面する人口減少等の課題に取り組むイノベーション事業はその具体的な事例の一つであり、部局長のリーダーシップの下、各部局が企画政策部門と議論しながら企画立案した先進的な事業が予算配分に直結していく、このことは職員のモチベーションの向上にもつながるものと考えております。
次に、県の組織の在り方につきましては、組織人事を所管する経営管理部において総合政策等に掲げる県政の重要課題を効果的かつ効率的に推進されるよう各部局と現状や課題等の協議を重ねながら原案を作成し、知事、副知事と協議し最終的に知事が決定しているところであります。
最後に、幹部職員が心がけるべき姿勢やそのためのシステムにつきましては、毎年度新たに課長級となった職員を対象に法令の遵守、風通しのよい職場づくり、リーダーシップの発揮など管理職員に求められる心構え等についての研修を行っており、その後も幹部職員会議での訓示やコンプライアンスリレー研修などを通じて全ての幹部職員が管理職員としての姿勢を再認識する機会を設けております。
今後も、県民幸福度の最大化に向けて生産性が高い適切な行政運営に努めてまいります。以上であります。
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