• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成16年9月静岡県議会定例会

小長井 由雄 議員(平成21)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:10/01/2004番目)
答 弁 者総務部長


    ○議長 (奥之山 隆君)  橋本総務部長。
            (総務部長 橋本嘉一君登壇)
    ○総務部長 (橋本嘉一君)  浜岡原子力発電所の安全性についてのうち、 初めに美浜原発事故を受けての対応についてお答えいたします。
     県では美浜原発事故の翌八月十日、 中部電力に対し、 速やかに事故に関する情報の収集に努め、 浜岡原子力発電所における類似箇所の調査を行うとともに的確な対応を図るよう要請をいたしました。
     国においては八月十一日に全国の原子力発電事業者等に対して、 配管減肉管理の状況について報告するよう指示を行い、 これに基づく事業者からの報告に対して、 八月二十七日に 「全体としては関西電力以外の事業者による点検は適切に行われていたものと評価する」 といたしております。
     また、 中部電力からは八月十八日に、 「調査の結果、 減肉管理未実施の部位はなく適切に管理が行われていることを確認した。 また浜岡原発においては、 浜岡原子力発電所減肉管理手引に基づいて配管の減肉傾向や余寿命の評価を行い、 必要があれば取りかえを行うこととしている」 との説明を受けております。 配管の点検に関する中部電力の広報内容につきましては、 国に報告した内容を反映したものと承知をいたしております。
     また、 配管の点検の状況については、 八月十日の県の要請を受け、 先ほど申し上げました八月十八日に国への報告にあわせて県への説明がなされたものであります。 各配管の点検の実施方法についてでありますが、 中部電力では浜岡原子力発電所減肉管理手引に基づき配管減肉の点検を実施しており、 国はその基準に基づく管理は適切に行われているとの評価を示しております。
     また、 国は去る九月二十七日に発表いたしました関西電力株式会社美浜発電所三号機二次系配管破損事故に関する中間取りまとめにおきまして、 「各事業者が統一された管理手法で点検が行われることが望ましいことから、 関係者は検討を行うべきである」 との方針を示しておりますので、 県といたしましては、 その動向を注視してまいりたいと考えております。
     次に、 不良骨材に関する告発についてお答えいたします。
     県では七月三十日、 議員の質問の中でも名前が挙げられました村田光平氏から、 「浜岡原発四号機建設時に砂利や砂を納入していた砂利生産業者の元従業員から実名で、 骨材の検査に関し原子力安全・保安院へ申告した旨及びその内容についてメールがあったので調査をしてほしい」 との申し入れがあったため、 八月二日に国に対して、 原子力施設安全情報に係る申告案件として調査をするよう要請をいたしました。
     中部電力は八月六日の記者会見において、 「インターネットに申告の記事が掲載された後、 四号機で使用されたコンクリートの成分を保存書類で改めて調査をした」 と説明いたしております。 今回の告発は、 先ほど申し上げました国の原子力施設安全情報申告制度に基づいて行われていることから、 今後、 国の調査により事実関係が明らかになってくるものと考えております。
     なお、 四号機に使用されましたコンクリートの安全性に係る調査につきましては、 原子力発電所の建設、 運転に関し権限を有している国がその責任において対応すべきものと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp