• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年9月静岡県議会定例会

江間 治人 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/25/2017番目)
答 弁 者農林水産戦略監


○農林水産戦略監(吉田 茂君) 静岡県製茶指導取締条例と今後の茶業振興についてお答えいたします。
 本条例は、制定当時一部に見られた製茶の際の黒鉛などを使った人為的な着色や異物の混入など粗悪なお茶の製造や販売を防止し本県のお茶の名声を維持することを目的に制定されたものであります。
 しかしながら、その後食品衛生法などの整備が進みこうした悪質な事例は一切なくなるとともに、香りをつけたお茶の人気の高まりなど消費者の嗜好が多様化していることから、本条例が現状に即していないと判断し業界と調整を進め条例廃止案について県民の皆様の御意見を募集したところであります。
 その結果、現行条例の存続や一部改正を求めるもの、廃止に賛同するものなど百六十七件に及ぶさまざまな御意見をいただきました。特に着味、着色と言われる特定の添加物の規制解除が静岡茶の信頼を損ねるのではないかという懸念が多くの皆様から寄せられましたことから、今後の規制のあり方についてより丁寧な議論が必要であると考えております。
 また、現在の茶業はいわゆるリーフ茶の長期的な需要の減退や単価の下落など困難を抱えている一方、海外に目を移しますと抹茶を初め緑茶需要が急激な勢いで高まりつつあるなど大きな転換点を迎えております。
 このため、県といたしましては茶業界、消費者、学識経験者などで構成する検討会を設置し製茶指導取締条例の改廃を含め新たな茶業のあり方を御議論いただき茶の都しずおかのさらなる発展に向け本県の茶業の振興を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp