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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成22年9月静岡県議会定例会

大石 裕之 議員(民主党・無所属クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/24/2010番目)
答 弁 者教育長


    ○議長(天野進吾君) 安倍教育長。
           (教育長 安倍 徹君登壇)
    ○教育長(安倍 徹君) 脳脊髄液減少症の実態調査についてお答えいたします。
     平成十九年度に文部科学省から脳脊髄液減少症についての情報提供があり、各県立学校及び各市町教育委員会に周知するとともに、養護教諭や学校保健担当者の研修会で症状や対応方法等を説明してまいりました。本年度はさらに、教育広報誌Eジャーナルしずおかを通じて広く周知を図ったところであります。
     今後、より適切な対応を行っていくためにも、また保護者等へのさらなる周知を図っていくためにも、学校における実態を把握することは必要であると考えておりますので、市町教育委員会にも御協力をいただき、毎年、各学校で実施しています保健調査の中で、脳脊髄液減少症と診断されている子供の状況等を把握してまいります。
     今後も脳脊髄液減少症を初めとするさまざまな疾病に対し、各学校の適切な対応により、子供たちが安心して学校生活を送ることができるよう関係機関と連携を密にとりながら、引き続き研修会等で共通理解を図るとともに、迅速な情報提供を行ってまいります。
     次に、教師の社会人教育についてであります。
     本県の教員採用におきましては、年齢制限を設けていないことから大学新卒採用者は全体で三割程度にとどまっており、また一般選考とは別に国際貢献活動経験者や博士号取得者などを対象にした選考を行うなど、多様な人材確保に努めているところであります。
     採用後におきましては、教員としての資質向上に向けた取り組みは常に必要であることから、初任者研修における校内研修では指導担当教員が直接指導を行い、また校外研修では、学級経営や教科指導等に関する研修に加え、福祉施設や社会教育施設における社会奉仕体験の研修を行っております。さらに採用後二年目から五年目までの教員を対象に、指導主事や指導力のある先輩教員などが学校を訪問し直接個別指導を行うほか、経験豊かな同僚の教員が若手教員にかかわりを持つ研修機会の充実も図っております。
     今後も、教員の資質向上の方策につきましては、現行の研修の評価を踏まえ、また学校等からの声を聞きながら、民間企業への派遣や青年海外協力隊への参加促進なども含め研修の一層の充実を図り、多様な経験を積んだ広い視野を持った頼もしい教職員の育成に努めてまいります。
     次に、高校の再編整備と地域づくりについてであります。
     県教育委員会では、高校で学ぶ生徒の教育環境の改善を第一に考え、平成十七年三月に静岡県立高等学校第二次長期計画を策定し、教育環境の改善充実に努めております。魅力にあふれ活力ある教育活動を展開するため、高等学校につきましては一定の学校規模が必要であり、これまで五地区十校の再編整備を行い現在も五地区十二校の再編整備計画を進めております。吉田高校と大井川高校の再編による志榛地区新構想高校の整備につきましても、平成二十六年度の開校を決定し現在準備を進めているところであります。
     議員御指摘の地域づくりにつきましては、高校に通う生徒の通学圏も広域化しており、高校にとっての地域は市町単位ではなくより広くとらえておりますが、これまでも産業振興等の県行政の方向性と整合を図りつつ、新構想高校の教育内容等の検討を進めております。さらに市町の行政の方向性とも整合を図るため、地域の特色を生かしたコースや類型の設置等につきましても、広く保護者や関係団体の御意見、御要望等を伺い新構想高校の教育に生かしてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp