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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成23年2月静岡県議会定例会

鈴木利幸 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/17/2011番目)
答 弁 者文化・観光部長


    ○副議長(岩瀬 護君) 出野文化・観光部長。
           (文化・観光部長 出野 勉君登壇)
    ○文化・観光部長(出野 勉君) 富士山静岡空港の利活用促進戦略についてのうち、初めに経済波及効果の評価についてお答えいたします。
     富士山静岡空港が開港したことによる県内経済への波及効果につきましては、静岡県産業連関表に隣県も加えた広域的な地域間産業連関表を用いるとともに、経済波及の実態をより反映させる最新のモデルで分析を行ったところであります。
     開港後一年間の空港利用者六十三万四千人及び空港見学者百十五万五千人の県内消費による生産増加額は百三十六億八千万円で、それに誘発される間接効果を含めました総合効果は二百四十五億五千万円となり、雇用創出効果は千六百五十三人と推計されました。
     推計結果からは、インバウンド客の効果が全体の四分の一を占めていることから、就航先を初め国内外からの誘客数をふやしていくことが県内経済にとって重要であり、また空港見学者による経済効果も高いことから、空港ティーガーデンシティ構想を推進し空港及び空港周辺の魅力を高めていくことも地域の活性化に大きく寄与することが改めて確認されました。
     このほかに、昨年十二月に公表いたしました県民の空港利用による時間・費用短縮効果が約二十二億円、平成二十二年一月から九月の県内への外国人宿泊数の対前年比が一七八%増など、富士山静岡空港の開港による効果があらわれているところであります。
     今後、県民だよりやホームページなどを初め市町の広報誌や民間団体機関紙への掲載協力を仰ぎながら、空港開港の効果につきまして県民の皆様にわかりやすくお知らせするとともに、本県にとって必要不可欠な社会資本であります富士山静岡空港の利活用の一層の推進を図ってまいります。
     次に、空港ティーガーデンシティ構想の具体化についてであります。
     ふじのくにの玄関口にふさわしい魅力あふれる空港を実現するため、有識者会議や地元検討会での議論を踏まえて策定いたしました空港ティーガーデンシティ構想に基づき、空港を訪れる皆様が飛行機の離発着を眺めながら憩える施設として、石雲院の隣接地に展望デッキの整備を進めてまいります。
     具体的には、先ほどの知事答弁にもありましたが、県産材を多用し石雲院を取り巻く豊かな自然環境との調和を図るとともに、地元の御意見をできるだけ反映するため石雲院展望デッキの整備に係るワーキングにおきまして、施設規模や運営方法のほかにぎわいを創出するためのイベントなどを検討いたしまして、県内外の皆様が楽しむ人気スポットにしていきたいと考えております。
     また、エアポート楽座や空港を取り巻くように広がる空・茶・風・海の四つの道の観光資源を生かしました振興策につきましては、有識者会議や地域の方々の御意見を伺い空港の利用状況などを踏まえながら段階的に取り組んでまいります。
     今後とも、空港ティーガーデンシティ構想を着実に推進し、空港周辺のにぎわい創出等による地域の活性化や空港の利活用促進に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp