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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成13年6月静岡県議会定例会

渥美 泰一 議員(自由民主党)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:06/27/2001番目)
答 弁 者教育長


    ○議長 (伊東伊佐美君)  杉田教育長。
            (教育長 杉田 豊君登壇)
    ○教育長 (杉田 豊君)  二十一世紀を担う人づくりについてのうち、 初めに中高一貫教育の推進についてお答えいたします。
     県立高校に県立中学校を併設することに伴う県立学校設置条例の一部改正を本議会にお諮りしてるところでありますが、 浜松地区の中高一貫教育におきましては、 浜松西高等学校の伝統を踏まえ、 高い知性、 豊かな人間性、 社会貢献への高い志とたくましい力を持ち、 二十一世紀の国際社会においてリーダーとして輝く人材の育成を教育理念として考えております。
     県立中学校の募集人員につきましては、 四学級百六十人程度。 通学区域につきましてはできるだけ多くの児童、 保護者に選択の機会を提供するため、 県内全域とする方向で検討しております。 入学者につきましては適性検査、 作文、 面接、 調査書等により、 資質や能力を的確に把握し決定したいと考えております。 これらについて詳細に定めた入学者選抜実施要領を七月中に公表し、 八月上旬には児童、 保護者を対象とした学校説明会を開催する予定であります。
     また川根地区におきましては、 六年間を見通した教育課程の編成を初め、 高校の教員が中学校に出向いて授業を行うとともに、 地域の伝統芸能や産業等に関する学習を連携して行うなど、 中高の一貫性に配慮した教育活動を展開してまいります。
     なお、 将来的な拡充計画につきましては、 実施校での成果や県民のニーズ等を勘案しながら検討してまいりたいと考えております。
     次に、 開かれた学校づくりの推進についてであります。
     さきの大阪教育大学附属池田小学校における大変痛ましい事件は、 開かれた学校づくりのあり方についてもさまざまな議論を呼んでいるところでありますが、 開かれた学校づくりは子供の生きる力を学校、 家庭、 地域が一体となってはぐくむことを目指した取り組みであり、 子供の安全確保を絶対の条件とした上で、 一層の推進を図ってまいりたいと考えております。 具体的には、 各学校に生涯学習担当を設置し、 学校と地域をつなぐコーディネーターとして、 意識の啓発や地域社会の教育資源の活用、 学校の施設、 人材の提供などに積極的に取り組んでおります。 またPTAは学校の情報を地域に広めたり、 地域社会の声を学校運営に反映させたりするなどの役割を担っておりますが、 さらに本年度はPTAなどが中心となり、 地域が一体となって子供をはぐくむ体制づくりを推進するために、 子供をはぐくむ地域教育推進モデル事業に取り組んでいるところであります。
     このような、 生涯学習担当やPTAにおける活動の充実のほか、 保護者や地域の方々の意見を幅広く校長が聞く学校評議員制度の導入などを通して、 開かれた学校づくりを積極的に推進してまいる所存であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp