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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成13年9月静岡県議会定例会

鈴木 洋佑 議員(平成21)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2001番目)
答 弁 者教育長


    ○副議長 (浜井卓男君)  杉田教育長。
            (教育長 杉田 豊君登壇)
    ○教育長 (杉田 豊君)  教育行政についてのうち、 初めに、 学校における児童・生徒の安全確保についてお答えいたします。
     本年六月の大阪教育大学附属池田小学校における児童殺傷事件は、 学校関係者にとってまさに衝撃的な事件であり、 改めて学校の安全確保についての徹底した見直しが迫られていると認識をしております。 県教育委員会といたしましては、 国の学校の安全管理についての点検項目を踏まえた定期的な点検の実施を周知するほか、 各学校の取り組みの実態を調査するとともに、 その事例をまとめ各学校に送付し、 これからの改善工夫に生かすよう指導をいたしました。
     こうしたことを踏まえまして、 各学校においては、 不要な門扉の閉鎖、 校内巡回体制の確立、 来校者への名札や腕章等の着用依頼、 隣接住民や警察との通報・情報交換体制の確立等、 その実情に応じた取り組みを積極的に進めてきております。
     また、 市町村によっては、 教職員に防犯ブザーを携帯させているところや、 刺股を配置しているところもございます。 県教育委員会といたしましては、 今後も市町村教育長会や校長会等のさまざまな機会を通して、 自然災害も含めて児童・生徒の安全確保について、 教職員全体の意識を高めていくよう指導助言してまいりたいと考えております。
     次に、 学区制の見直しについてのうち、 まず、 県立高等学校についてであります。
     県立高等学校の学区につきましては、 現在、 入学者選抜制度協議会において検討をいただいているところでありますが、 協議会では、 生徒一人一人が自分に合った高校を選択できるようにするため、 学区の一層の弾力化を図ることが望ましいとの意見が多数を占めております。 しかしながら、 学区の線引き自体の変更については慎重な意見が多く、 全日制課程の普通科においては、 現行の十学区制を維持しつつ主として隣接学区からの受け入れ割合の見直しによって、 高校の選択幅を拡大するという方向が示されております。
     また、 中長期的には、 今後の市町村合併の動向等を見きわめながら、 学区のあり方を検討するのが望ましいという意見もいただいております。 県教育委員会といたしましては、 間もなく提出される報告書を十分踏まえながら、 入学者選抜制度全体の中で学区に係る具体的な方針を決定してまいりたいと考えております。
     次に、 公立小・中学校についてであります。
     公立小・中学校の通学区域制度の弾力的運用につきましては、 地域の実情に即し、 可能な限り子供に適した教育を受けさせたいという保護者の希望を十分に生かすという意味からも、 引き続き市町村教育委員会の基準の見直しを求めてまいりたいと考えております。
     また、 学校選択制につきましても、 既に小規模特認校制度を実施している浜松市などのほか、 導入に向け積極的な検討を進めております市もありますことから、 各市町村の実情を十分に踏まえまして、 他県の具体的な取り組み事例を参考にしながら、 実施できるところから進めていくよう支援してまいりたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp