本会議会議録
答弁文書
平成28年6月静岡県議会定例会
相坂 摂治 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁
(質問日:06/27/2016番目)
答 弁 者 | : | 交通基盤部長 |
○交通基盤部長(村松 篤君) 新東名高速道路開通によるストック効果についてお答えいたします。
新東名の県内区間が開通してから、県内の工場立地件数や観光宿泊者数は毎年増加しております。本年二月には愛知県区間が開通したこともあり、浜松まつりの来場者数やゴールデンウイーク中の県西部の主要な観光施設の入場者数が昨年度に比べ大幅に増加するなど地域産業の発展や観光活性化などのストック効果が確実にあらわれております。新東名の全線開通時には、東名とのダブルネットワークにより神奈川県区間の渋滞が緩和して移動の定時性が確保され、また圏央道との接続により北関東を含む広域からの移動の利便性が格段に向上することから、さらなる企業立地や観光交流人口の増加が期待されます。
こうした効果を一層高めるため、県では関係機関と連携し中部横断自動車道や伊豆縦貫自動車道、三遠南信自動車道など新東名、東名と一体となって機能する南北幹線道路に加え、これら幹線道路の利便性をさらに高めるインターチェンジへのアクセス道路やスマートインターチェンジの整備を推進しているところであります。
県といたしましては、沿岸都市部と内陸高台部の均衡ある発展を目指し引き続き多層的な地域連携軸を形成する道路ネットワークを構築し、新東名のストック効果が県全域に波及するよう努めてまいります。以上であります。
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