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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成21年2月静岡県議会定例会

渥美 泰一 議員(自由民主党)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/18/2009番目)
答 弁 者建設部長


    ○議長 (天野 一君)  衛門建設部長。
            (建設部長 衛門久明君登壇)
    ○建設部長 (衛門久明君)  今後の静岡県の道づくりの推進についてお答えいたします。
     道路特定財源の一般財源化や橋梁を初めとした道路施設の維持更新費用の増大など道路を取り巻く環境は大きく変化しており、 今後の道づくりにおいては、 道路の現状や課題並びに地域や利用者の声等を的確に把握し、 将来を見据えて今まで以上に事業を重点化していくことが重要であります。
     このため、 本年度内を目途に策定を進めております静岡県の“みちづくり”計画では、 おおむね十年間の施策や事業の選択と集中の基本方向を示すビジョンと、 五年間に重点的に取り組む施策や主要な事業箇所、 成果目標等を明示しており、 現在、 計画案についてパブリックコメントを実施しているところであります。
     この計画では、 従来の量的充足を重視した整備から既存構造物の活用や保全と整備のバランスを考えた道路行政への転換に配慮しつつ、 国内交流ネットワークの構築や渋滞対策、 地域の孤立化防止対策、 交通安全対策など五つの重点施策を掲げ、 また約百八十の主要な事業箇所と十三の成果目標を示しているところであります。
     県といたしましては、 県民暮らし満足度日本一の実現に向けて、 この計画に基づき国や政令指定都市等と連携して、 高規格幹線道路から身近な生活道路まで必要な道路の整備を計画的かつ着実に進めてまいります。
     次に、 環境に配慮した農業農村整備の推進についてであります。
     農村には、 かけがえのない固有の特性を持つ農地や水辺、 農村環境などの資源のほか、 農業生産活動や冠婚葬祭などの集落共同活動を通じて形成された 「結い」 や 「普請」 等の農村コミュニティーとされる無形の資源があり、 これらの多くが社会構造の変化の中で見失われ農村らしさの喪失や高齢化、 混住化による農地等の荒廃が進行しております。
     農村が、 将来にわたり住む人や訪れる人たちにとって魅力ある空間として引き継がれていくためには、 農村空間を形成するさまざまな資源を県民共有の財産と位置づけ、 農地や農業用施設等の継続的な利用を通じて農村コミュニティーの維持、 再生に努めていく必要があります。
     このため、 これまで取り組んできた環境に配慮した農地や農業水利施設の整備に加え、 農地や水辺、 環境、 コミュニティーなどの農村環境資源を保全管理する視点に立って、 地域の実情に応じた農地利用の体制づくりや美しい農村環境を形成する里山や石積み水路の保全、 復元等の方策を盛り込んだ新たな対策指針を年度内に策定することとしております。 今後、 これらの指針に基づき農地等の整備を推進するとともに、 多様な人々の参画による協働活動を促進し継続的な農業生産活動への支援と農地等の持つ多面的機能の発揮に努めてまいります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp