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本会議会議録

答弁文書

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平成24年9月静岡県議会定例会

小長井 由雄 議員(民主党・ふじのくに県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/24/2012番目)
答 弁 者警察本部長


    ○副議長(大石哲司君) 繁田警察本部長。
           (警察本部長 繁田 誠君登壇)
    ○警察本部長(繁田 誠君) 津波対策を踏まえた警察施設の移転、建てかえについての御質問に対しお答えいたします。
     警察施設は、地域の治安維持活動の拠点であるとともに、災害時には地域住民の避難・救助活動を行う防災拠点として非常に重要な役割を担うものであります。県警察では、東日本大震災の発生以降従前の県の第三次地震被害想定や過日公表された内閣が示した南海トラフ地震の推定津波高を踏まえ、海岸からの距離や警察施設の建築年度、耐震補強工事の状況等多角的なデータをもとに移転、建てかえが必要と考えられる警察施設の選定を行ってまいりました。その結果、現段階においては伊豆半島南部地域の松崎警察署、下田警察署や県西部方面の湖西警察署、細江警察署など複数の警察施設が津波による浸水被害の危険が高く、移転、建てかえの優先順位が高いものと判断しております。
     特に松崎警察署は、海岸の直近に位置していることに加え県下で唯一署員が五十人以下と体制も脆弱であり、下田警察署にあっても津波浸水被害が予想されていることから、両署の相互補完機能を高め伊豆半島南部地域の災害治安対策を確実なものとすべく統廃合が必要であると判断し、平成二十五年四月松崎警察署を下田警察署に統合する準備作業を進めております。現在は下田警察署は警察官百四人、松崎警察署は三十六人であります。合計百四十でありますが、これで伊豆半島南部地域の治安維持に当たっておりますが、統合後も現在と同程度の体制を維持することを検討しております。
     また、警察航空隊にあっても、被災状況の早期把握や被災者の救出・救助活動などヘリコプターによる初期の活動が極めて重要であり、警察活動に必要不可欠な機能を有しております。一方で航空隊は現施設が海岸から比較的近距離に位置していることなどから、災害発生時にその機能が損なわれることなく迅速に活動できるよう、既に県当局等と大規模災害時等における静岡空港の施設使用及び燃料提供に関する覚書を締結し相互の協力体制を構築したところであり、さらに県の第四次地震被害想定等を踏まえつつ航空隊の移転についても検討していく所存でございます。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp