• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:諸田 洋之 議員
質疑・質問日:10/02/2020
会派名:無所属


○増田委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○諸田委員
 一問一答方式でよろしくお願いします。
 まず、議案第103号のうち高校生就職マッチング対策事業費についてお伺いします。
 コロナ禍で企業は本当に厳しい状況ですから、雇用もおのずと厳しい状況が予想されますので今回のこの対策費は非常にありがたいですし、注目していきたいですし、効果が非常に大切になってくると思います。
 そこで、深掘りしていろいろとお聞きしたいと思います。まずは就職コーディネーターの追加配置ですけれども、就職コーディネーターはどのような方かお聞かせください。

○本多高校教育課長
 まず、就職コーディネーターの資格でございますけれども、この事業の就職相談の業務に特定の資格は必要ありませんが、現在当初予算で配置しております6人は全員が国家資格であるキャリアコンサルタントの資格をお持ちです。またそのうちの1名は国家検定のキャリアコンサルティング技能士の資格もお持ちで、就職に関した助言を行う専門職の方が今は配置されています。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 ここからは細かいことを聞いていきますので、端的にお願いします。
 まず、期間が1年間となっておりますけれども、1年の中でも忙しいときや忙しくないときはあるのでしょうか。

○本多高校教育課長
 業務でございますが、今年は10月16日から高校生の就職活動が解禁されると。例年ですと9月16日になります。コーディネーターの役割ですけれども、前半は高校生に対して就業意識を醸成したり、面接の指導やエントリーシートの作成方法の業務に当たってもらっています。後半戦、10月16日以降は内定が出始めますので、主には未内定者に対して個別に面談を行い、生徒のニーズを詳細に聞き取って企業開拓等、就職に結びつけていくと。今年は未内定者が多くなりそうなので、今回増員を図った方々にも個別の支援に当たっていただくことを考えております。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 仕事の内容が時期に応じて変わって、本格的なのは未内定者の方々が出てくる頃から、その方々の力量を問われる本当に御苦労がある時期になってくると承知しました。

 その方々はどのような形で派遣されるのか、学校からの要請なのか、またどこかに常勤しているのかなど、勤務体系をお聞かせください。

○本多高校教育課長
 まず派遣の方法ですけれども、各学校でコーディネーターの支援が必要と認められる生徒を把握しておりますので、その生徒にこういう事業があることを説明して、了解の下、委託先に連絡をするところから始まります。コーディネーターは学校を訪問して担当教員とその生徒の状況を確認しながら、その後面談に入っていく流れになります。現状委託をしております業者は、東・中・西に拠点を持ってございますので、東・中・西にそれぞれ今も配置されている方がその地区の高校からの要請に応じて各学校を訪問して、個別の支援に当たっています。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 東・中・西に常駐していて、そこから行く形になるということですね。

 常駐しているところは業者なのか、どういう方がスケジュール管理をしているのか分からなかったので教えてください。

○本多高校教育課長
 委託先の業者が雇用している職員が営業所の拠点に常駐していて、県の事業に従事していただいています。コーディネーターと生徒ごとでスケジュールは違ってきますけれども、担当教員等が連絡を取り合って個別にスケジュール管理、進捗管理をしていると。ただ1か月に1回は実績報告として生徒ごとに面談でどういう状況だったか、どういう支援をして今こういう状況にあると、個別の実績報告として私ども高校教育課にも報告を頂く形になっております。

○諸田委員
 ありがとうございます。何となく流れが分かってきました。

 次に、もうちょっと深掘りをして主要事業の参考資料の中で補正額との絡みで、今まで3人工で2000万円だったものが今度14人工になって11人工増えたと。それで2600万円足されたと。計算すると結構割安になっているんですけれども、業務の内容が変わったのか。それとも何かしらの努力があって割安になったのか。単純に人工からの計算ですけどね、人工と掛ける何か月の計算で大分割安になっているんですけれども、そこら辺教えてください。

○本多高校教育課長
 当初の3人工については1年間業務をお願いすることになります。今回の増員の方々には今議会で御承認を頂いた後、11月の中旬ぐらいからになります。先ほど御説明しましたように後半戦の業務になり、個々の生徒に対する就職まで結びつける支援ですので、当初の3人工と今回の11人工の業務内容は同じであります。元の3人工は年間の前半の業務もありますので、そこも踏まえた予算形成でコーディネーターお一人お一人の予算単価は当初と同じ額を使っていきます。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 多分、前半と後半戦は一番最初にお聞きしたように業務内容が変わっているので、違いが結構出ていると承知いたしました。
 コーディネーターの方々も初めての事態だと思うので、今までの経験が通用しない、新たなことを考えなければいけないことも出てくると思いますので、ぜひきめ細かく生徒に寄り添って、1件でも多く生徒がいい形になるようよろしくお願いします。

 次に、県立中央図書館総点検結果についてお伺いします。
 新たな財源として国交省補助金の活用と記載されていますけれども、この内容についてお聞かせください。

○藤ケ谷社会教育課参事
 国土交通省所管の社会資本整備総合交付金の活用を今検討しております。これは交付率が2分の1、残額の県債充当率が90%の制度であります。
 充当する費用としては図書館整備にかかる調査費、設計費、整備費で、図書館の整備にかかる費用のほとんどに充当できます。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 2分の1といったら相当の金額になります。今までのPFIによって県の負担を少なくする考え方から、今後は国庫補助を頂きながら県の負担を少なくする方向で考えられていると承知いたしました。

 それでは、今までは整備計画内容に重点を置いてきたと思いますけれども、今後は県民への広報も含めた図書館に対する機運醸成が非常に大切になってくると思います。
 その点についてどうお考えなのかお聞かせください。

○藤ケ谷社会教育課参事
 機運醸成ですけれども、今まで図書館整備の大枠をつくることに注力してまいりましたので、そういった観点については十分にやれなかったと認識しております。これから開館のめどが立ちましたら、利用者が主役ですので県民の新しい図書館に対する期待感を高めていくことは非常に重要だと認識しております。
 来年度以降、開館に向けて効果的な広報戦略のロードマップをつくって開館までの間どういった機運醸成を図っていくか、戦略的に広報展開していくことをこれから検討してまいりたいと考えております。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 できた後にたくさんの県民の皆さんに使ってもらうのが非常に望ましいですから、たくさんの県民の皆さんにまずは知ってもらうことが大切ですね。いろんなマーケティングでも認識、認容とよく言われていますけれども、認識してもらわなければ認容もあり得ないですから、県がこういういいものをつくるんだと1人でも多くの県民の皆さんにまずは知ってもらう努力を、予算をつけてロードマップをつくってしっかりやっていくとお答えを頂きましたので、ぜひそこをしっかり考えていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。以上で終わります。

○増田委員長
 ここでしばらく休憩とします。
 再開は13時30分といたします。
( 休 憩 )

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp