• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:河原崎 聖 議員
質疑・質問日:03/10/2020
会派名:自民改革会議


○河原崎委員
 先ほど8番委員からもお話がありましたフェリーについて、一問一答方式で質問させていただきます。
 先ほど意気込みというお話もあったわけですが、いろいろな努力を続けてきたにもかかわらず前年度比75%ぐらいですか。途中6月と9月は前年を若干上回っていますが、それ以外はずっと低落傾向に変わりないです。特に12月は運航率が特別低くないにもかかわらず65%ほどと下降していますが、その辺の原因をどう分析されていますか。

○佐野観光振興課長
 12月の実績につきましては、前年同月に比べまして64.6%と非常に低いものとなっておりまして、9番委員からお話がありましたように、天候が非常に悪かったといった特段の要因は見当たらないかと思います。こうした中で私どもとしましてもこれまでの取り組みの中で、個人については認知度向上の取り組みが不足していたのではないかと考えております。例えばインターネットで駿河湾フェリーと検索をしますと撤退に関することが出てきたりしますので、誤解を招いている方もいらっしゃるのではないかと思います。
 それから団体利用についても12月は減少しておりまして、営業の仕方に課題があるのではないかと考えておりますので、来年度はこの点につきましてしっかりとした改善策を行っていきたいと考えております。

○河原崎委員
 利用促進の中に新規で欠航対策があるんですが、これだけ気候変動が激しいと去年1年だけのことではない可能性があると思います。欠航対策で有効な手が本当に打てるのか。よそでうまくいっている事例はあるんですか。

○佐野観光振興課長
 欠航対策につきまして、よそで効果的なものがあるかどうか現時点では把握していません。今年度の運航率は例年と比べても非常に低く88%程度となっております。そうした中で、やはり運航率はお客様の信用、交通手段としての選択肢の中で非常に大きな影響を与えますので、欠航対策について何か方策がないか専門家の意見を聞いて考えてきたいと思います。基本的な欠航対策の考え方としては、大きなお金をかけて取り組むよりはちょっとしたことでもできることがあればという認識でよい策を探していきたいと考えております。

○河原崎委員
 先ほど8番委員から民から官に事業が移った事例はないんじゃないかとのお話がございましたが、思い浮かぶのはバスですね。民間のバス会社が撤退した後の路線を市や町が引き継ぐ形でバスの運行をいろいろやられたと思いますが、それも多大な穴埋めをして結局廃止という方向にならざるを得なかった事例が多々ある。やはりそこは需要と供給のミスマッチといいますか、魚のいないところにどんなに釣り糸を垂れても魚は釣れないのと同じことで、乗りたい人がいないのにフェリーを運航しても自然の流れには抗いがたいと思います。
 そういった中で、有効な需要喚起の方策が出てこない限りは厳しいと思います。どれだけ頑張っても魚がいなければ厳しいと思います。先ほど意気込みをお伺いしたんですけれども、どうしても意気込みだけではきつい気がしちゃうんです。その辺は質問しても答えはないと思いますので、やはり何かしらの判断はどこかでしなきゃならないのかなという気はしております。これは議会でもお願いしてやっていただいている部分もありますので一方的なことは言えませんけれども、やはりそういった考えも必要ではないかという指摘だけさせていただいて終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp