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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 隆久 議員
質疑・質問日:02/20/2020
会派名:無所属


○山本委員
 一問一答方式で1つだけ質問させていただきます。
 危機管理くらし環境委員会説明資料2ページの2、主な事業の中の危機管理費、原子力発電等対策費で電子線量計のデータ伝送通信設備二重化対策等の事業費の確定により9億2700万円余の減額になっておりますが、詳細をまず教えてください。

○望月原子力安全対策課長
 原子力発電等対策費の減額補正の理由でございます。
 原子力発電等対策費は、全額国の交付金を財源として国によるヒアリング後の交付決定、事業執行後の交付確定を受け精算しております。
 2月補正における減額については大きく3点ございます。
 まず、先ほど7番委員が御指摘になりました電子線量計のデータ伝送通信設備二重化対策の事業費の減につきましては、一昨年の北海道胆振東部地震の際に、泊原発周辺の環境放射調査において測定器からのデータが一時ストップした事象がございました。
 これを受けまして、国では放射線測定器の通信機能を多重化して強化するべく各県に対して放射線測定器の保有台数に合わせた交付金を交付しました。国が示した1台当たりの単価は500万円の改修費で、本県が所有する98台の線量計に乗じて約4億9000万円の予算を計上しました。
 しかしながら、実際に入札しましたら1億8700万円で落札したため3億円余りを減額することになりました。
 次に、昨年度県がモデル事業として実施いたしました避難待機時検査用の資機材をパッケージ化した原子力災害緊急対応ユニット及びその資機材の常設倉庫を継続的に調達しようとしました。
 ところが、内閣府におきまして全国的に資機材の整備方針は今国で検討中であることから、今年度の整備を見送りました。これによって3億円余りの減額を行っております。
 最後に、浜岡原子力発電所周辺の放射線を常時放射線監視センターで監視しております。そのテレメーターシステムを10年に1度更新しております。この予算額3億3000万円に対して、入札を実施したところ1億7000円余りの落札で契約差金約1億6000万円余を減額いたしました。
 そのほか緊急時連絡網の機器賃借料、環境放射線測定用の機器整備などにおいて差金や原子力規制庁におけます執行留保などがございまして所要の減額を行っております。

○山本委員
 ありがとうございます。
 そうすると、ユニットを国で継続的にやるとのことで留保になったのはわかるんですが、データ二重化の機器98台で4億円から1億8000万円に非常に安くなったのはいいことなんですけど、当局側で用意していた見積額が余りにもずれていた、言葉をかえると甘かったんじゃないかなと懸念があるんですが、その辺はどうお考えでしょうか。

○望月原子力安全対策課長
 最初の二重化対策は、全国一律の事業でございまして、単価が1台当たり500万円はあらかじめ示されておりました。本県の機器につきましては改修費について多分安くなったんだろうと思われますので、そういったところで差額が生じたと考えております。
 また、次のテレメーターシステムの更新につきましては当然競争入札になりまして、おっしゃるような事態でございました。

○山本委員
 ありがとうございます。
 まず、1台500万円はもともと国が設定したと思うんですが、実勢価格としてはもっと安かったことと、テレメーターシステムについては10年前から競争も激しくなり価格も安くなっている中で、今回両方とも非常に安くなったとの理解でよろしいですね。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp