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委員会会議録

質問文書

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令和元年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:12/16/2019
会派名:無所属


○桜井委員
 一問一答方式でお願いします。
 まず、最近知事がリニアはトンネルを通って時速600キロメートルですれ違う時は時速1,200キロメートルになるので衝撃波がどうのこうのと言い始めた。電磁波が人体に影響があるんじゃないかとも言っている。静岡県の場合は全部トンネルを通るものですから、私は全く影響ないと思っていますし、何でそんなことを言い始めるのかなと思っています。
 トンネルを掘った後、土砂が堆積されて大雨が降ったときに流されないように安全対策を講じなきゃいかんと思っていますけれども、万が一流れたときに重金属が含まれている。その重金属がどこに行くかといったら、私の記憶では田代ダムでせきとめられて、浮遊物があったら早川へ流れていくと。こんなことを言ったら悪いけれど、静岡県はそんなに心配することはない。山梨県側は、心配すると思います。そんなことはあり得ないと思うんですけれども。
 重金属の話が出たものですから、前回の委員会でアルミの話をしましたけれども、全然問題ないと言ったものですから、ああそうですかで終わっちゃいました。アルミをやかんだとか鍋で温めると、アルミが多少溶融して人体に影響を及ぼしてアルツハイマーになるじゃないだとか、そういう説があった。けれども担当者にいろいろ聞くと、大分納得させられました。ただ自動販売機で売っている飲料水は、冷たいものはアルミ缶ですけれども、温かいものはスチール缶ですね。今はどうか分かりませんけれど。アルミだと温めるとよくないからスチール缶にしているのかなと変に疑問を持ったりするんですけれども、きょうの質問はそういうことではありません。
 聞きたいのは、重金属には水銀、六価クロム、鉛、いろいろなものがあります。水銀は確か水俣病のように体が何だかおかしくなっちゃうと思うんですけれども、六価クロムと鉛はどういう影響を及ぼすのか。とりあえずその2つを教えていただきたいと思います。

○後藤疾病対策課長
 鉛に関しましては、主に腸から吸収されまして、大量に摂取した場合には脳と腎臓と腸管及び赤血球に害を及ぼします。脳はいわゆる神経症状、意識障害や運動感覚障害を起こします。腸は腹痛、嘔吐、胃腸症を起こします。腎臓は最悪の場合は腎不全になります。赤血球は貧血になる悪影響がございます。
 六価クロムに関しましては、金属のメッキ等が工場で飛散して皮膚についた場合には皮膚炎や粘膜の潰瘍を起こします。気道に吸収された場合には肺の障害、遺伝子が傷つくと肺がんを起こすと言われています。

○桜井委員
 次の質問は、ひとり親家庭についてです。
 最近、自民党の税制調査会で未婚の母の子供は少子化対策を念頭に税制上の支援をしようと。離婚、どちらかが亡くなった父子家庭や母子家庭には父子手当、母子手当がつきますけれども、未婚で生まれた子供も結構います。フランスがなぜ出生率が2.0に近いかは、言い方は悪いけれど結婚しても社会的に愛人が認められる。大統領でさえ本妻がいても別の女性との間に子供をつくって、世論は一切非難しません。
 日本もやっと未婚の母に対して、税制上の支援を考え始めていますけれども、ひとり親家庭の自立促進計画策定の中にある母子、父子、寡婦には未婚の母も含まれていると解釈していいのか、お答え願いたいと思います。

○橋こども家庭課長
 寡婦は正確に言うと配偶者と離婚された方、あるいは死別された方を法律上で区別しております。

○桜井委員
 寡婦の婦は女性のことを言っているんですけれど、夫も含まれていると。最近の新聞は婦って書いて、括弧して夫と書いてある。
 国が未婚の母親――嫡子・非嫡子という考えかもしれないけれど――も平等に扱い、支援を行おうと考えています。そうした動きを県はどこまで把握しているのか教えてください。

○橋こども家庭課長
 ひとり親に対する新しいサービスについて、一番大きな経済的な支援として児童扶養手当がございます。児童扶養手当、あるいは貸付金もありますが、それらは既に未婚のひとり親家庭も支給対象となっております。
 そのほかに、医療費の自己負担に係る助成、放課後児童クラブの利用料減免についても未婚のひとり親も対象となっております。

○桜井委員
 今までは、未婚の母親の子供は母子家庭や父子家庭の子供――結婚して生まれた子供と格差があったということですか。

○橋こども家庭課長
 従前は未婚のひとり親については対象となっておりませんでしたけれども、現在は支給対象になっております。児童扶養手当を受給している約2万3000人のうち、未婚のひとり親は1,600人程度いらっしゃいます。

○桜井委員
 最後に、発達障害者支援について聞きます。
 島田市では、各クラスに1人か2人は必ず発達障害児がいて、特殊学級と違った感じで授業中に急に奇声を上げたり、教室から飛び出たりしてとても教えられないということで、教職員免許を持っている方を四十七、八人臨時で雇いました。発達障害児がいる教室に配置する政策を各市町でやっていると思います。
発達障害者支援センターの中・西部地域は島田市が拠点になるんですけれども、相談支援、発達支援、就労支援、普及啓発などいろんな仕事を、それぞれの専門家を配置して行うそうですが、発達障害児がいる学校の先生方をここで研修させるのか。あるいは各教室に派遣している人たちの足りないところをここで支援するのか、説明をお願いしたいと思います。

○石田障害福祉課長
 発達障害者支援センターでは、発達障害の早期発見や早期支援にかかわる障害児の通所施設職員や市町職員向けの研修を実施しております。小中学校、特別支援学校には教育委員会で特別支援教育のコーディネーターを配置しております。
 また、人材養成もしておりますのでそういった方々が御希望すればこちらで開催する研修を受講していただけます。

○桜井委員
 浜松市は独自でやっていると思うんですが、湖西市担当者がわざわざ島田市まで来るのは大変だと思います。この方たちは浜松市で研修を受けることは不可能ですか。

○石田障害福祉課長
 発達障害に係る人材養成に関しましては、県で一元的に実施しております。政令市の静岡市、浜松市でも発達障害者支援センターを設置しているんですけれども、研修事業につきましては県の研修を受講していただいております。

○桜井委員
 湖西市の人は浜松市へ研修に行ってもいいということですか。

○石田障害福祉課長
 浜松市でどのような研修を開催しているか情報を持っていないんですけれども、浜松医科大学などでもさまざまな講座、研修をやっておりますので活用できるかなと思います。

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