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委員会会議録

質問文書

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令和元年6月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:廣田 直美 議員
質疑・質問日:07/02/2019
会派名:ふじのくに県民クラブ


○廣田委員
 一問一答方式でお願いします。
 建設委員会説明資料の39ページ、東京五輪会場伊豆市へのアクセス道路の整備についてお伺いします。
 こちら対策内容として大きく3路線について記載されております。私はやはり地元が近いということで、この3路線の様子を拝見していますと、整備が確実に進んでいるなとの印象を持っておりまして、本当に御尽力いただいてると思っております。
 来年度の開催に向けて、残された時間は限られていると思いますが、現在の整備状況、進捗状況をまず教えてください。

○吉川道路整備課長
 東京五輪アクセス道路の整備について、進捗状況を御説明いたします。
 自転車競技会場までのアクセス道路として想定される路線において、輸送上支障となる箇所の整備を行うため、平成28年度から令和元年度までの4年間で3路線5箇所の道路整備を実施しております。このうち県道熱海大仁線の伊豆市柏久保、大野につきましては、大型バスのすれ違いが困難な区間の道路拡幅を実施しておりまして、平成30年度に家屋等の補償物件の撤去が完了し、現在早期完成に向け残る工事を進めております。
 伊豆の国市江間の国道136号バイパスにつきましては、平成30年度までに用地取得が完了し、現在工事が最盛期を迎えており、関係機関と連携し計画的な事業の推進に努めております。
 県道伊東大仁線につきましては、伊豆の国市下畑、伊東市宇佐美の2箇所においてスムーズな輸送を目指し、上り坂での低速車両の追い越しを可能とする登板車線、譲り合い車線の整備を実施しており、平成30年度までに用地買収、取得が完了し、現在早期完成に向け工事を進めております。
 引き続き東京2020オリンピック・パラリンピック前に着実に完成するよう、執行管理を徹底してまいります。

○廣田委員
 ぜひ予定どおり事業の完了を目指していただきたいと思います。
 事業計画として、平成28年度から令和元年度、4年間で期間が記載しています。令和元年度の予算は6.9億円と記載がありますが、総事業費はどれぐらいになるのか。総事業費の財源内訳、県単独なのか国からの交付金等があるのか。その辺もあわせて教えてください。

○吉川道路整備課長
 総事業費と財源種別についてお答えいたします。
 3路線5箇所で実施しております東京五輪会場アクセス道路整備事業は県単独事業ですが、総額は約34億円となっております。また、国道136号につきましては、これとは別に交差点の立体化についての社会資本整備総合交付金が約30億円。それから静岡県道路公社による事業実施が16億円となっております。これら全ての合計が約80億円となっております。

○廣田委員
 委員会説明資料の32ページ、33ページ、伊豆縦貫自動車道、その中で東駿河湾環状道路についてお伺いしたいと思います。
 5月の大型連休等があったときには、本当に東駿河湾環状道路というのは慢性的な渋滞で、多くの車両が伊豆地域、東部地域に訪れていただいてるのは実感しているんですが、一方で渋滞の影響によりまして、もう訪れたくないと言う方もいらっしゃるとの声も耳にします。いよいよ三島玉沢インターから大場・函南インター間における付加車線の早期完成と計画がなされているようですが、この辺の現状を教えてください。

○曽根道路企画課長
 東駿河湾環状道路の付加車線設置についてお答えいたします。
 付加車線につきましては、大場・函南インターチェンジから三島玉沢インターチェンジ間の約900メートルにつきまして、当面沼津インターチェンジ方面への車線に1車線付加することで渋滞対策として考えております。国は東京2020オリンピック・パラリンピック開催前までの付加車線の設置を目指しておりまして、現在事業者である沼津河川国道事務所が発注手続を進めており、今月中には施工業者が決定すると聞いております。

○廣田委員
 東名の沼津方面だけのお話で、それ以外に付加車線を設けるために用地買収が終わっているところもあると思うんですが、その辺の予定がわかれば教えてください。

○曽根道路企画課長
 現時点ではっきりしているのは、沼津方面への付加車線を設置することで、整備後の交通量とか、整備の効果とか、整備後の残された課題とかを観察していくと聞いております。

○廣田委員
 渋滞緩和というのは、付加車線が一番緩和になるのではないかなと思うんですけれども、それ以外に渋滞緩和に向けて県の取り組みは何かされているかどうか、その点を教えてください。

○曽根道路企画課長
 渋滞対策につきましては、先ほど言いました付加車線の設置であるとか、バイパスの整備、それから道路拡幅などいろいろな対策が考えられます。
 しかし、いずれも大きな時間と事業費がかかるものですから、例えば案内看板による誘導ですとか、信号のサイクルタイムを変えるといった短期的な対策等も組み合わせて有効にしていければと考えております。
 渋滞対策につきましては、現在国、県、市町や警察等で構成する静岡県渋滞対策協議会がございまして、その中に東部地域部会がありますので、そこで目立った渋滞対策については検討していきたいと考えております。

○廣田委員
 ぜひ、訪れていただいた方に渋滞によってイメージを損なわない対策もしていただきたいですし、なおかつ地元にとっては生活道路でして、日常生活に支障を来すところもありますので、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 次に、委員会説明資料の72ページ、73ページ、沼津駅周辺総合整備事業についてお伺いしたいと思います。
 昨日、8番委員が質問されていましたが、関連しまして立ち木についてお伺いしたいと思います。報道によりますと反対派は高架事業の前提となる貨物駅移転阻止のため、移転先予定地内の立ち木の所有者をふやし、土地収用を困難にしようとしているとのことですが、この辺はどのような現状なのか教えてください。

○飯田街路整備課長
 沼津駅周辺総合整備事業に関連します立ち木の状況についてお答えいたします。
 立ち木トラストと呼んでおりますけれども、昨年秋に立入調査を実施した際に、13件の地権者の土地に300件以上の契約があることを確認しています。このうちこれまでに6件の方と契約を締結しておりまして、残る立ち木トラストにつきましては、約120件まで減っている状況です。立ち木トラストがある土地につきましては、全ての立ち木の所有者に契約に応じてもらえない限り、地権者との契約を締結することはできません。このため地権者に立ち木所有者との契約を解除していただきまして、その上で地権者と契約を締結していただいております。今後も地権者との任意交渉を進めながら適切に対応してまいりたいと考えております。

○廣田委員
 昨日は、未買収の土地に対する時期的な期限を8番委員が聞いたと思いますが、この立ち木に対しての期限はあるんでしょうか。

○飯田街路整備課長
 立ち木トラストに関する期限についてお答えいたします。
 立ち木は土地に付随し、期限につきましてはあくまでも土地の期限と一緒に対応している状況でございます。

○廣田委員
 相手があることなので、適切に対応していただければと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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