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委員会会議録

質問文書

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令和元年7月多文化共生推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮城 也寸志 議員
質疑・質問日:07/31/2019
会派名:自民改革会議


○宮城委員
 分割でいきます。
 私の住む菊川市は今5万人弱、4万幾つなんですけど、外国人が約3,000人以上、比率でいいますと7.2%、これが始まったのがまず合併前の旧小笠町のときに物すごくブラジルの方が集まりまして、まずはごみの問題、そして文化、風習が違います、どこでもバーベキューをやりますので火事の問題、そして、池が、自然公園があるんですけど、そこに水上バイクを持ち込んでどんちゃん騒ぎ、そういう問題が幾つもありました。それがやっぱり住民の皆さんと話し合うことによって、一つ一つ解決をして、今現時点に至っております。
 それで、お金持ちのブラジルの方はブラジル人学校に行くんですけど、うちのところに多分2校あります。それで、日本の学校に入るというのは日本に永住したいという人と、そして、お金が、もうけが少ないという人がやっぱり日本人学校に来ます。そして、先ほどのプレスクールも、うちの町にありまして、今大体30人ぐらいの5カ国ぐらいの人が、入っております。そこで、本当に皆さん一生懸命算数と国語を勉強してまいります。約6カ月間勉強しまして、普通の学校に入ります。普通の学校に入っても、先生が一生懸命面倒を見てくれてやっております。
 その中、高校の入学ですよね、これを見ますと、平成29年度4月以降に入国した中学生でないと推薦枠に入れないんです。本当だと小学校6年生から入ってくる子もいるし、そういう子でも日本語がちょっと苦手な子もいるので、その辺を大きく見て、学校の先生がいるので、学校の先生に推薦枠をちょっと広げてもらって、推薦するということはできないのか。
 あと先ほど外国人の給料の話が出ていますけど、うちのところは物すごくよくて、私の聞くところによると時給2,000円ぐらいもらっているという話。そのうちの何割かを保険のほうに先に会社のほうで回してくれているということで、やはり遠くから人が集まってきております。農業関係も結構多いので、うちのほうはハウスがたくさんあるんですけど、夏の暑い時期にハウスの中は熱中症になるから危ないといっても、暖かい国から来た方は全然平気で仕事をしています。そんな意味も含めまして、うちの旧小笠町の小笠というのはブラジルでは働きやすくてという意味で使われているそうです。今静岡県東部から西部、いろんな場所があります。その中で、外国人が働くことも初めての地域もあると思うので、温度差が西部地区と中部、東部であると思うんですけど、その中、温度差を県はどのように感じ取って、各市町と協力していくかということを、その2点をお聞きし、お願いします。

○赤堀高校教育課長
 宮城委員のおっしゃるとおり、今の現状の制度としては中学で外国から来られた方を対象ということで、中学3年間で日本語を習得して、受験に備えるのは無理だということの背景の中で、できている制度でございます。これは平成13年くらいから、西部地域の学校から始めた制度でございまして、趣旨としては明らかに3年間は厳しい。中学だけでやるのは厳しい。小学校から入ってきた方については小学校時代、中学の中でぜひ義務教育の中でそこの受験できるぐらいの学習言語をぜひその生徒に学べるような体制でやってほしいよというような思いもあって、この3年という期間があったんじゃないかと思っております。
 ただ、今の委員の御指摘のとおり、いろんな生徒がいらっしゃいますので、当然ながらレベルの違いも小学校から入ってきてもなかなか学習言語、話はできてもいわゆる受験できるだけの言語のレベルまでいかないということも十分考えられます。今の御意見、どこまで決定できるかわかりませんけれども、そういうお考えがあるということも踏まえて、また、中学のほうの意見もいろいろ聞きながら検討はしていきたいと、このように思います。

○前嶋経済産業部参事(産業人材確保・育成担当)
 地域による賃金格差については、正直に申し上げますが、そこまでは把握しておりません。ただ、例えば、技能実習生につきましては、先ほど申し上げましたが、これから特定技能につきましても日本人と同一労働であれば同一賃金を払いなさいというのがもう決定をしないといけないということで、先ほど技能実習、特定技能の説明会を5月にやって、7月にやって、また、9月にやるということですので、そういう中で、実は技能実習生に対する全国の監督指導で一番悪いのは労働時間が物すごく長いとか、あるいは、安全がしっかり保たれていない、それから、3番目に割り増し賃金の支払いがちゃんとできていないというような実例がありまして、今もちょっと実例を紹介しながら、企業の皆さんに御理解をいただいているところなので、また9月にも実施しますので、そういうところを重点的にしっかり企業の皆さんに御理解いただくように説明会等をやっていくというところで対応していきたいというふうに思っております。
 賃金については、地域によってどの程度かというのは多分地域よりも業種のほうが大きいのかなというふうにも思いますが、また少し労働局等と調べてみたいと思います。

○宮城委員
 あと、これは国のほうとも関係すると思うんですけど、国際免許の問題がありまして、日本に来てなれてくるんですけど、ベトナムは運転できないのかな、農地に行くのに車が運転できるんですけど、日本の免許でないとだめで、ほかの外国の方、中国の方はよかったのかな、そういう条約を結んでいるところはいいというのがありまして、そういった問題がこれからたくさん入ってくると多分出てくると思いますので、そういった問題にもぜひ気をつけてもらいたいと思います。以上です。

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