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委員会会議録

質問文書

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令和元年9月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 澄美 議員
質疑・質問日:10/02/2019
会派名:自民改革会議


○鈴木(澄)委員
 一括質問方式で、大きく2つ質問したいと思います。
 最初に、第127号議案「令和元年度静岡県一般会計補正予算」に関連しまして、厚生委員会資料1の25ページ子供の安全確保対策、児童福祉施設等緊急安全対策用品等整備事業費助成が新規で1640万円であります。
お聞きしたいのは、送迎バスへの備品の整備とのことでありますけれども、資料1の25ページを見ますと対象は不審者防犯対策並びに被害が発生したときの応急措置とのことで、事例としてはAEDあるいはドライブレコーダー等の表現がありますが、これ以外に対象となるものがないのか。備品決定の背景等について説明を受けたいと思います。

 もう1つは資料1の17ページで、介護人材の確保対策です。
今年度新規事業の介護サポーター育成事業ですが、介護の現場は非常に大変で介護士が定着できないとのことで、資格を持った介護士の皆さんがどうやって定着するか、処遇改善やさまざまなキャリアアップなど対策は講じていますけれども、負担を下げるためにサポーター育成事業をスタートしたことは十分理解できます。
 しかしながら、この事業は最終的に事業者が直接雇用するところまでつなげていきたいとなると、単なるボランティアではなく仕事としてかかわることですから、ただでさえ介護の現場はハードだと考えると、介護士と同じように負担がかかってくるんではないかな、階層構造が違うだけで。果たして県としてどう考えてるのかな。その意味では彼らにどのような責任、それから処遇を確保してくのか当然問題になってくるのかなと思っております。
資料にありますように、職場定着を図るとしているが誰を対象として言ってるのか。介護士だけなのか、ほかのサポート事業にかかわる人たちを含めているのかについてお聞きしたいと思います。

○山本こども未来課長
 送迎バスの防犯用品の整備につきまして、備品の決定の背景等についてでございます。
内容等につきましては、不審者防犯対策、被害発生時の応急措置に必要な備品で例として挙げておりますのはドライブレコーダーとAED。ドライブレコーダーにつきましては犯罪の様子を記録して後の犯罪者の検挙に役立つものであろうと。AEDにつきましては、例えば子供の胸は未熟なやわらかいものでございます。突き飛ばされて強い衝撃を受けて重大な不整脈等が起きたときにAEDを活用すると助かるとも言われておりますので、AEDも例示してございます。
これにつきましては、今回の議会にかけて採決された後に要綱を整理いたしますので、どういったものがいいか詳しく具体的に設定させていただきたいと思っております。

○浦田介護保険課長
 介護サポーターについてお答えいたします。
 仕事の中身について御説明いたしますと、今介護事業所で人が足りない中でどんな仕事をする人が一番困っているのかに着目したわけでございます。主に直接介護に当たる人が不足している状況です。となりますと今いる介護職員が直接介護に当たる時間をちゃんと確保できるようにしたい。そのためには直接介護ではない周辺業務を別の人にやってもらえばいいじゃないか、いわゆるタスクシフトの考え方を導入していこうとするものでございます。
 今回、周辺業務を担っていただくためのサポーターを導入する事業として立ち上げましたけれども、1番委員おっしゃるとおり、これはあくまでも事業所にサポーターを直接雇用していただくことを最終的な目的としております。事業所としては雇用することになりますので、経費負担も当然出てまいりますけれども、業務の中身により非常勤雇用やパート雇用も考えられます。応募する人たちにつきましても、例えば定年退職された方、子育てがひと段落した方などのほうが気軽に事業に参加しやすくなるのではないかと考慮し、サポーターの事業として各事業者が積極的に雇用できることも踏まえて事業組みをしておるところでございます。

○鈴木(澄)委員
 1つ再質問と、1つ要望を上げたいと思います。
 順番がひっくり返りますけれども、介護サポーターは要望です。
周辺事業であったとしても、マッチングの部分は事業者としても安い労働力と考えるのか、あるいは全体の介護のありようを理解していただく中で重要な役割としてしっかり仕事していただくのか、かなり受けとめる側も違うと思うんですね。
その意味では、この中身について明確にし、最終的にはしっかりと介護士を支えて負担も下げて仕事ができる方向に持っていけるように、仕組みを再度詰めていただきたいと要望したいと思います。

 再質問ですけれども、資料にあります不審者の防犯対策や発生したときにAEDを使うことはわかるんですが、1つ欠如しているのはそうならないようにする、なったときに例えばアラームなど周辺に救助を求めるといった視点のものが入っているのかが気になるんですが、そこについてお聞きします。

○山本こども未来課長
 今想定しておりますのは、確かに犯罪の発生を周囲に知らせて助けを求めるための、例えば防犯ブザー、通報装置、不審者の車内への侵入を防ぐためのネットランチャーなどの備品、催涙スプレーなども考えてございます。その中で各施設の実情に合ったものを申請していただくことを考えております。

○鈴木(澄)委員
 要望ですけれども、やはりいつどこで何が起こるかわかりませんがバスの中だけで何とかしようではなくて、周囲に対していち早く知らせるアラームなどは犯人も萎縮するでしょうし、何かしらの対策をもう少し幅広い視点の中で考えていただく。この資料だけでは全体の部分が見えないので、そういったところもぜひとも明記していただきたいと要望しまして質問を終わります。

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