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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:牧野 正史 議員
質疑・質問日:06/18/2020
会派名:公明党静岡県議団


○牧野委員
 分割質問方式で4問ほど質問させていただきます。
 まず初めに、主要事業参考資料3ページの私立高等学校等奨学給付金助成で、家庭でのオンライン学習に係る通信費を追加ということですけれども、この点について具体的にどういう内容か教えていただきたいのと、この通信費について1万円という補助は月額なのか年額なのかを教えていただきたいと思います。

○大石私学振興課長
 私立高等学校等奨学給付金助成の通信費につきましては、もともとこの奨学給付金が非課税世帯を対象に授業料以外の経費、例えば教科書代ですとかPTA会費ですとか、そういった様々な授業料以外の経費に充てるための経費として、全日制高校の場合ですと、非課税世帯につきましては、お子様の数によって違いますが、10万3500円から13万8000円を支給するという制度であります。これに今回国が通信費相当額として1万円を上乗せしたものですから、この増額した1万円相当分について、今回補正予算として御提案させていただいているものであります。
 1万円の内訳でありますが、国の説明によりますと、1世帯当たり月額約3,000円の通信費がかかると想定し、この3分の1程度をオンライン学習で利用すると仮定して月額1,000円。国の制度が6月5日からの改正になるものですから、6月から来年の3月までの10か月分ということで、1,000円掛ける10か月ということで、1万円を今回上乗せしたということになります。

○牧野委員
 私が勉強不足で申し訳ないんですけれども、この通信費というのは、例えばタブレットなどが配られて家庭学習をやる場合に、通信環境がない家庭などに対する支援でよろしいのでしょうか。

○大石私学振興課長
 御家庭によって様々な通信環境、もともと通信容量に関係なく一定の料金を払ってらっしゃる方ですとか、固定料金制で一定の通信容量を超えると追加的にプラスの通信料がかかる方、様々な家庭の方がいると認識しております。
 しかしながら、国としましては今回オンライン授業が各学校で様々な形で行われているという中で、御家庭の状況もいろいろありますが、考え方としては1万円を非課税世帯の方々に支給するということで制度化したというものであります。

○牧野委員
 続きまして主要事業参考資料6ページのエールアートプロジェクトについてです。
 5番委員からも質問がありましたが、このアーティスト等というのにはスタッフさん――照明とか音響技術の方に対しての支援も入っていると思いますが、今はオンラインとかネット通信での表現の場が広がっていると思います。実際、芸術家というのは生で見ていただいて、生で歓声とか拍手を頂いて、初めて自分自身の物になってくるということを考えると、そういう生の場というのを提供するために支援していく必要があると思いますが、この点についてはいかがでしょうか。

○室伏文化政策課長
 今、新しい生活様式の中で文化会館とかホールなどでは、イベントの人数の制限もあります。それと舞台上で仕切りをしたりなどの方法もありますが、そういった今の新しい生活様式に対応した舞台のつくりと客席のつくりをしていただければ、この事業に申請していただけるかなと考えています。

○牧野委員
 そういうものに対応するために、言い方は悪いですが観客数を間引いてとなると、当然収入も減ってしまいますが、会場の使用料にも助成があるという考えでよろしいでしょうか。

○室伏文化政策課長
 会場使用料についても補助対象としますし、入場料についてもお客様が入りやすいように、その金額分を補助の対象として、半分ぐらい補助するといったことも対象経費とさせていただきます。

○牧野委員
 続きまして、主要事業参考資料7ページの新しい生活様式に対応する観光地域づくり事業費で、新しい生活様式にのっとった観光地域づくりを推進するということです。
 ちょっと外れてしまうかもしれませんが、主要事業参考資料1ページに修学旅行のキャンセル料を立て替えるという言葉があるとおり、今、修学旅行をやるかやらないかというところで、学校はかなり迷っていると思います。県内の魅力とか歴史文化の再発見をするチャンスだと捉えて、そういった修学旅行への仕掛けとか、また観光バス会社が今非常に困っているという話も聞いておりますので、そういったところの仕掛けということもこの事業の中で考えていただきたいと思います。

 また、今回のコロナで富士登山、開山ができないということで、そうなると、そこを専門にしていた土産物屋なども困窮していますので、うまくネットとかを駆使して支援していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

○佐野観光振興課長
 県内の学校の県内への修学旅行誘致が非常に重要な県内交流の促進の1つの手段と考えております。このため、県教育委員会と連携して市町等に働きかけを行いたいと考えております。
 また、県内のバス事業者や静岡県バス協会との意見交換会の中で業界が非常に厳しい状況にあるということも承知しているところであります。このため、既定の予算に計上しております貸切りバス代金の助成制度の拡充と充実等の見直しを行うとともに、今回お諮りしております新しい生活様式に対応する観光地域づくり事業費の中に交通事業者との連携というところがあります。主要事業参考資料7‐2ページを御覧いただきたいと思うんですけれども、右側の下段の3つ目の白丸のところに交通事業者との連携による周遊促進というところがあります。これは交通事業者が周遊促進のために取り組むことに対する支援制度でありますので、ぜひバス事業者にもこういった支援制度を活用しながら促進していただきたいと考えております。

 それから、土産物屋の部分につきましては、こちらも大変厳しい状況を承知しておりますけれども、今回お諮りする事業においては特定の土産物販売業者の方などを対象に直接的に支援というのは考えていないところです。
 しかしながら、主要事業参考資料7−2ページを御覧いただきたいと思いますが、複数の市町や観光関係団体の連携や交通事業者の連携による周遊企画などの取組に対する支援は行うこととしております。そういう中で例えば市町観光関係団体、交通事業者の皆さんとの連携により、土産物販売業者の方などもこの中に巻き込んでいただいて、全体として間接的に支援をしていきたいと考えております。

○牧野委員
 教育委員会との連携という言葉も言っていただいてありがとうございます。ぜひ修学旅行とこの観光をうまく絡めて、応援していっていただきたいと思います。

 主要事業参考資料8ページのふじのくに型新しいライフスタイル自転車利用促進事業費についてです。
 このプロジェクトは国の自転車通勤推進企業宣言プロジェクトを利用して、企業の自転車通勤を進めるということで、運動不足解消と環境にもよい取組だとは思います。私は毎日小学校の旗振りをやっていますが、これ以上自転車通勤が増えたら子供たちが非常に危険だなと感じております。
 ですので、この事業の狙いというのがよく分からない。推進していく上で、警察と連携して交通整理とか年に1回の社員に対しての交通安全教育だけではなくて、日常的にそういう取組が必要だと思いますけれどもいかがでしょうか。

○大石スポーツ政策課長
 ふじのくに型新しいライフスタイル自転車利用促進事業につきましては、当然通勤の利用促進を図るということもあるんですけれども、この中に先ほど6番委員がおっしゃったとおり、年1回の安全教育が入っております。ただこれに関しましては、教材的に安全教育のビデオ的なものを作って各企業に分けようと思っておりますので、それに従いまして自転車のマナーの向上も広く浸透してくる効果があると思います。
 また、自転車の利用促進ということで、マナーの向上だけではなくて休日等にも自転車を利用していただいて、皆様の運動不足解消などにつながっていけばと考えております。
 また、県内全域を対象としておりますので、確かに静岡市は自転車通勤が多いんですけれども、少ない地域もありますので、そちらにも浸透していければと思っております。

○河原崎委員長
 暫時休憩します。
 再開は午後1時半といたします。

( 休 憩 )

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