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委員会会議録

質問文書

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令和元年7月多文化共生推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:田口 章 議員
質疑・質問日:07/31/2019
会派名:ふじのくに県民クラブ


○田口委員
 三方よしという言い方があるんですけれども、外国人よし、地域よし、企業よしと、この中で地域よしというのが少しわかりにくくて、また、どういうところで皆さんが情報収集をしているのか、ちょっとわからないんです。私の考え方だと、地域というのは、例えば、地域コミュニティで、お祭りなんかに外国人が参加をすることによって、活性化してくるとか、そういうことがあるかなと思うんですけれども、きょうの提出された資料の中ではそういった情報がなかったものですから、地域よしというのはどのように捉えているかを教えていただけませんか。

○長谷川多文化共生課長
 外国人よし、地域よし、企業よしのうち、地域よしの定義といいますか、その内容でございますけれども、田口委員が御指摘のとおりでございまして、例えば、外国人の労働者が地域のお祭りに出ていただくことによって、今までなかなかみこしとかのかつぎ手がいなかったところ、かつぎ手ができて、しかもお年寄りたちに非常に喜んでいただいて、それをきっかけに地域で外国人を受け入れる土壌ができたという話もございますし、今回のシンポジウムで企業の経営者に外国人よし、地域よし、企業よしの三方よしを実践されている平野ビニール工業の社長さんにもお話をいただくのですが、ここの会社の取り組みでは、外国人労働者を地域の草刈りであるとか、あるいは、防災訓練にも参加させることによって、外国人が地域でなじめるような工夫をされております。実際に草刈りとか、防災訓練をすると、外国人ここに集まれみたいなプラカードを持って、地域の方が用意していただける。そういった一例も聞いております。いずれにしましても、ふじのくに多文化共生推進シンポジウムにつきましては外国人よし、地域よし、企業よしの三方よしの理想を実現するために企業の取り組み、あるいは、第2部のパネルディスカッションでは、外国の若者たちが日本に来て、日本語を苦労して学びながら、現在、企業で活躍するまでのいろいろなお話を聞くことができると思いますので、今後の多文化共生に向けていろいろと参考になるような事例が手に入ると思いますので、ぜひ皆様にも御出席をいただければと考えているところでございます。以上です。

○田口委員
 いい事例というのはそうやって耳に入ってくるんだと思うんですが、逆に、例えば、公営住宅あたりで困っているという声も私たちはよく耳にするわけです。例えば、ごみ出し一つとっても以前から課題であったり、あるいは、今自治会活動が維持をできないというようなところも聞いておりますので、そういったところの情報というのは皆さんのところには届いているのでしょうか。

○長谷川多文化共生課長
 これも委員御指摘のとおりでございまして、県営住宅では外国人が非常にふえておりまして、なかなか自治体活動が困難になっているし、御指摘のとおり、ごみ出し、騒音の問題等、いろいろ抱えていると聞いております。今回、4月につくりました多文化共生のプロジェクトチームにおきましても、生活について検討するプロジェクトチームがございます。そちらにも公営住宅の担当者が入っておりますので、今後、状況等を確認しながら、どんな対策が打てるかということもあわせて考えていきたいと考えております。以上です。

○田口委員
 きょうは資料を今から提供するというのは無理でしょうから、今おっしゃられたとおり、プロジェクトの中には入っていらっしゃるということなので、そこら辺は少しウオッチしたほうがいいのかなと思いますので、また、今後何か情報提供があればお願いしたいと思います。とりあえず終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp