• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年6月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伴 卓 議員
質疑・質問日:06/18/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○河原崎委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 質疑を継続します。

○伴委員
 分割質問方式で5項目に分けて質問させていただきたいと思います。
 まず、主要事業参考資料1ページですけれども、学校行事のキャンセル料が出た場合に補塡をするということですが、既に文化系の事業であるとか、体育館等々を借りてやる行事を中止してしまっている学校もあるかと思います。また様子を見ながらこれから中止の判断をするという学校もあるかと思いますが、既にもうキャンセルをしてしまっている場合、これを遡って補塡の申請をすることができるのでしょうか。
 そして、第2波を想定して迷っているところもあると思いますが、申請期限をいつまでと想定しているのかどうか教えてください。

○大石私学振興課長
 私立学校臨時休業対策事業費助成のキャンセル料にかかる遡及適用対象期間についてです。この期間につきましては、下の学校給食費キャンセル料と同様で5月24日です。これは県の教育委員会で県立学校については5月24日まで休校措置を取っておりますことから、私立学校についても県教委と同様の対応をできるだけお願いしますと県から要請して休校していただいたという期間で、そのために学校行事がキャンセルになった場合のキャンセル料を補塡するというものです。そういった意味では、5月24日までの期間の行事を対象にしたものでありまして、今後の第2波等に対応したものではありません。

○伴委員
 同じページの学校給食キャンセル料についてお伺いしたいと思いますが、これは学校の規模によっても、大人数のところもあれば私立ですとそれほど多くないところもあるかと思います。これは100万円という予算ですので、正直これで充足できているかどうかというところが難しいかと思いますが、何校ぐらいを想定していますか。また生徒数に応じて多少追加配分があるのかどうか教えてください。

○大石私学振興課長
 学校給食につきましては、私立学校の場合給食をやってない学校もありまして、それと学校給食ということですので小中学校が対象になります。このため私立学校におきましては、全部で小中学校合わせて12校が学校給食をやっております。この中にはおかず、御飯、ミルクの3点がセットになった完全給食をやっている学校から、ミルク給食のみの学校まであります。今回各学校にキャンセル料がどの程度発生しているのかということを聞き取った結果、対象期間とさせていただきましたが、4月補正予算で措置させていただきました100万円の中で足りる見込みであるということで、今回は金額については補正しておりません。

○伴委員
 続いて主要事業参考資料3ページですが、先ほど6番委員からも質問がありまして、一世帯当たり通信費が月3,000円ぐらい必要で、当然プライベートな使用もあると思うので、その3分の1の1,000円を10か月間補塡して1世帯1万円という計算だったかと思います。
 そうすると、この予算では3,980世帯を想定しているのでしょうか。
 また、非課税世帯だけれども家にWi‐Fi環境があるという御家庭にも多分給付金にくっついて振り込まれてしまうと思いますが、それはそのまま振り込まれるのかどうか教えてください。

○大石私学振興課長
 初めに人数についてであります。奨学給付金は原則として前年度の収入によって非課税世帯かどうか判定します。その上で今年度コロナの影響で家計が急変して、同等の所得水準まで落ち込む見込みの方も含めて対象です。正直家計急変について、今後どのくらいの方が生じるかということまでは予測することは難しい中ではありますが、7番委員からの御質問の中でも触れられた3,980世帯を今のところ見込んでいるところであります。
 次に、自宅にWi‐Fi環境等がある世帯についてはどうするのかという点でありますけれども、この奨学給付金という制度は、一旦この通信費の1万円を含めた額を全て学校に受領していただきます。その上で、学校がこの奨学給付金は教科書代ですとか、授業料以外の経費に充てられるということで、学校側の保護者からお金を頂く代わりに、県から振り込まれた奨学給付金を相殺していって、それでなお余りがあった場合については、各御家庭に支給するという制度になっております。学校によっては、例えばWi−Fiルーターを生徒にお貸ししている場合もありますので、そういった場合はレンタル料などに相殺していくこともあります。このため1万円が必ずしも全家庭に振り込まれるわけではないということで御理解いただければと思います。

○伴委員
 次は主要事業参考資料4ページです。
 対象経費のところですけれども、感染症対策の徹底に要する経費ということで、徹底という強い表現がされているかと思います。この対象経費については、風呂敷はある程度広げられているかと思います。この事業の対象はマスク購入や空気清浄機購入などいろいろあると思うんですけれども、もう少し細かく教えていただきたいと思います。

○大石私学振興課長
 感染症対策を徹底するために必要な経費の具体的な内容をという御質問でありますけれども、こちらは国庫補助事業になりまして、国の2次補正予算が先日可決しましたが、まだ補助の具体的な詳細については示されていないところであります。しかしながら同様の補助制度を保育所向けに厚生労働省も補正予算を計上しておりまして、厚生労働省から県の厚生担当部局に対しては、例示として、時間外に幼稚園の消毒を行った場合の職員の人件費、あるいは直接の感染症対策経費ではないけれども、感染症対策のためのアルコール消毒などで手荒れした場合のハンドクリーム代ですとか、そういったものも対象になるということが例示されておりますので、文部科学省においても同様の制度になるのではないかと予測しているところであります。

○伴委員
 予防というか、非常に風呂敷が広いということで安心しました。またガイドライン等が出ましたら、速やかにお答えを頂ければと思います。
 それに関連いたしまして、先ほども午前中の答弁で1事業所当たり予算上限が50万円、161か所ということは分かりますが、例えば園の規模によっては、そんなに空気清浄機がいらないでしょうとか、そんなにマスクばっかり買っても使い切れないでしょとかあると思います。例えば60万円かかったら50万円まで出ますよということの答弁だったと思いますがその辺の精査は県のほうできちんとされるのかどうか教えてください。

○大石私学振興課長
 各幼稚園の補助金の使い道の御質問だと思いますけれども、それにつきましては当然買う品目と数量並びに金額というのが事業計画書という形で県に出てきます。その上で交付決定するわけですが、先ほど7番委員からあった空気清浄機が10台なら多くて5台なら十分とか、なかなかそこの線引きというのは正直難しいものです。これは各園が必要だということで購入しているものだと思いますので、一生懸命感染症対策に取り組んでいる中で購入する経費だという趣旨を踏まえて柔軟に対応していきたいと考えております。

○伴委員
 続いて、主要事業参考資料6ページです。
 午前中の答弁でも文化財団が窓口になるということは答弁いただきました。妥当かなと思いますが、この1000万円というのが割と大きな金額かなと思います。事業内容としてはここに書いてあるとおりで、この中に文化芸術関係者や税理士等に一部依頼をすると書いてありますが、例えばこういった文化芸術関係者というのはどういった方で既に選定しているのかどうか、あるいは予定しているのかどうか、税理士さんだったら何名ぐらい呼ぶとか、この1000万円の使途と併せて少し内容があれば教えていただきたいと思います。

○室伏文化政策課長
 まず、1000万円についての使途でありますが、まず相談窓口の専用のウェブサイトを開設します。それに加えまして、事務局職員の確保と生活支援についての国の制度や自治体の制度についての相談も受けますので税理士、弁護士、社会保険労務士という専門家の方々にもお願いしていきます。
 また文化芸術関係者というのは、新しい生活様式でこういったことをやってみたいという御相談があった場合、文化プログラムのプログラムコーディネーターの方々にも御協力いただくことを考えております。

○伴委員
 使途については、恐らくこれは国庫という点もありますので、こんなことに使ってくださいといったある程度方向性が示されている中で県がそれを選んだという認識でよろしいですか。

○室伏文化政策課長
 これについて国庫は使いますけれども、静岡県独自の事業と考えております。

○伴委員
 次に下段のアーティストへの支援ということで、例えば、ふだんリサイタル活動とか公演活動をしていて、その収入でお金を得ていてそれが全く中止になってしまって、今生活が厳しいよというパターンもあれば、公演活動も減っているんだけれども家で音楽教室をやっていて、そこである程度の収入があるけれども音楽教室自体も子供が通わなくなってしまって収入が減ってしまったとか、いろいろ個人の収入というのが――対前年比か前月比か分かりませんけれども――どのようなものを想定しているのか細かい点が分かれば教えてください。

○室伏文化政策課長
 音楽教室を開いて、なおかついろんなオーケストラの楽団に属している方などについては、主にどの活動をなりわいにして生活しているのか申請の段階でしっかり審査して判断していきたいと思っています。

○伴委員
 関連してですが、アーティストの皆さんが例えばそこの文化会館とかを使ってコンサートをやったときに、使用料が普通は1万円だけれども、自分のグッズを売ると使用料が3万円になることなどがあると思います。例えばこういうときだからこそ、むしろもうちょっと廉価にする、あるいは物販がない価格にして物販も自由にやっていいですよとか、そういった応援の仕方も今後スペースが使えるようになってきたときに、支援の1つかなと思います。そういうことはちょっと想定されているかどうか教えてください。

○室伏文化政策課長
 今のところ、会場の使用料については必要経費に盛り込んで申請いただく形となっています。また施設側に対して使用料を減免してくださいという働きかけは考えておりません。

○伴委員
 主要事業参考資料7ページをお願いいたします。
 宿泊促進についてですけれども、既にじゃらんで展開した分については、おとといくらいに完売御礼が出たかと思います。今後は旅行代理店等々の仲介分となるかと思いますが、予約をしたが行けないとか、あるいはまた感染が広がってきたときに旅行は差し控えるという方がいると思います。そうすると、宿泊予約の段階ではもう予算に達してしまっていて、受付できなかったけれども、泊まらない人が増えたときに余剰ができてくると思います。そういった余剰が発生した場合、弾力性を持たせて使うことを想定しているかどうか教えてください。

○佐野観光振興課長
 ただいまの御質問ですけれども、基本的には県民からのお預かりした税金で行っておりますので、そうした実際に使われなかったですとか、使うことが難しいという場合については、なるべく早くそういった状況をしっかり把握した上で、必要な予算については精算いただいて、県にお戻しいただく形になるかと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp