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委員会会議録

質問文書

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令和元年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者:林 芳久仁 議員
質疑・質問日:10/28/2019
会派名:ふじのくに県民クラブ


○林委員
 一括質問方式でお願いします。
 平成30年度主要な施策の成果及び予算の執行の実績についての説明書215ページの歳計現金の効率的な管理と基金の効率的な運用についてです。
 私も毎回委員会で、運用益はどうだと決算で質問していますけれども、今回の歳計現金及び基金の運用実績は利率が0.004です。大口定期預金の運用なので多分1カ所の金融機関ですけれども、預託金が484億円で運用益が197万4000円です。
 歳計現金ですから、一括預託を大口でしていることで利回りがいいことはよくわかるのですが、平成30年度の実態としてこの0.004で契約した部分と経過を知らせてください。
 それから、基金の運用で預託金と債権ですけれども預託金は2137億円で0.011です。それから3830億円を債権として運用益が0.614という利率でやりましたけれども一番大きい運用益で23億7400万円余りです。
 結果としては、平成30年度は運用益が十分に生かされて計画的な分と生かされてきたことの結果を聞かせていただきます。

 それから、2点目の不用残の関係で繰り越しと若干関連するんですけれども、単年度予算で必ず不用額が出る理由も当然いろいろあります。人件費や経費節減とかいろんな要因で概算要求に比べて実際にやったところがその分だけ不用が出たこともあります。改善が検証されているようでされていない分として平成30年度を見ても当初に精査して予算を組むときにできるだけ単年度予算ですから不用額じゃなくて積算してしっかりと補正予算を組む前提で多分やっていると思いますが、平成30年度を見てそうでもないところもあるものですからお伺いさせていただきます。

○南野出納局次長兼会計課長
 まず、歳計現金についてお答えいたします。
 歳計現金の性格ですが、県の支払いは毎日ございます。一方では税金を収入し、そういう意味では決済性預金というところに預金より預金金利がつかない。逆に言うと金融機関が破綻しても保護対象ですけれども、そこに歳計現金としております。したがって日々の支払いで資金ショートしない範囲の額を見積もって預託している状況です。したがって1つの金融機関に一挙に預託するわけではなくこの期間からこの期間まで資金ショートしない金額は幾らだと見積もりを立て、入札により預託レートの一番高い金融機関と契約しており、歳計現金につきましては県内で店舗を持っている18金融機関のうち6金融機関に一定期間を区切って預託しております。2点目の、今度は基金の預託関係につきましては約30の基金がいつまで使えるかも各基金からお伺いしております。したがって1年以内に使わなきゃいけないのはこれぐらいですとか、長期で運用できるとか性格づけを各30基金の所管課にお伺いし、1年以内の短期で運用してほしいところにつきましては預託で、それ以上の年限で運用してもいいところは債権で運用しております。
 預託につきましては、先ほど申し上げたとおり県内に店舗を持ちます金融機関で自己資本比率等が一定基準をクリアした金融機関に預託しており、18金融機関中11金融機関に預託しております。債権ですが、対象としますと国債、地方債、財投機関債などデフォルトリスクがない債券を購入しております。
 これも入札を行いまして、運用益の一番高いところと契約し運用益確保を図っています。

○平塚財政課長
 不用残につきましては、各部それぞれありますので私からまとめてお答えさせていただきますが、従来から圧縮、縮減に努めてきております。当初予算でも適正な計上、さらには2月補正予算で年度末までの執行見込みを各部で積算し、できるだけ本来執行に至る数字を2月補正で減額して計上しています。今各部の数字が出ないので全体の額で申しわけないですが不用残が113億円ございます。平成29年度が138億円の不用残ですので不用額としましては25億円ほど前年度から縮減している状況です。
 引き続き、来年度につきましても不用残の一層の縮減に向けて適正計上に努めてまいりたいと思います。

○林委員
 いろいろとありがとうございました。
 まず、債権、現金歳計と基金の関係はいろいろ長年続けてきて最大限リスクを伴わないようにやっていると思いますけれども、年度契約であるところが大部分ですから平成30年度前に運用について全国調査をしているかどうか教えてください。

 それから、不用残については今おっしゃったように毎回同じ業務としてあるものですから精度を高めてやっていただきたい。そうでなければ一向に直らない。半年に1回ぐらいはチェックしてもらうとか、どの程度なのかがもしわかればある程度はそこで行っていますということで総務委員会関係だけじゃなくてほかの部局もありますが、ここはやれることですから、経営管理部もということでありますのでしっかり意見として伝えておきます。よろしくお願いします。

○南野出納局次長兼会計課長
 まず、他県の状況ですが運用益が比較的上がっている県におきましては我が県と同じように出納局で一括運用している県及び10年債や10年債から20年債のいわゆる長期債券を購入し運用益を上げているところの利回りが非常に高いと。
 実は、ホームページで公表している都道府県が12県ほどございます中で静岡県は上位から3番目という成績です。

○土屋委員長
 ここでしばらく休憩いたします。
 再開は15時10分といたします。
( 休 憩 )
 それでは、休憩前に引き続いて分科会を再開いたします。
 質疑を継続します。
 では発言願います。

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静岡県議会事務局議事課

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