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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 一 議員
質疑・質問日:10/02/2020
会派名:自民改革会議


○天野委員
 分割質問方式で2点質問します。
 まず、県立中央図書館についてですが、我が会派の相坂議員が図書館のことで質問したわけですが、蔵書200万冊は何年を目標にしているのか、最終的な目標なのか。

 もう1つ、令和7年度までを目標に完成したいと言っているのですが、設計は令和3年からやるのか、工事はいつ頃かかるのか、現在のタイムスケジュールについて伺いたい。

 それから、面積、どのぐらいの事業費を考えているのか。コンペを考えていると言っていますが、コンペの審査は誰がどういう形でやるのか。
 私が一番心配しているのは、このはなアリーナの体育館を造るときに、元の体育館の観客席が3,500席だったのが2,700席と小さくなっている。しかも体育の人たちが利用する面積、機能が、結果的にはアリーナと言ったら恥ずかしい体育館ができてしまったわけですね。
 ですから、蔵書200万冊の図書館の基本的な面積はどの程度で、いろんな応募をするのですが、一番大事なのは使う人たちが本当にこの図書館はいいなと。デザインとかが重視されたことによって使い勝手が悪い、機能的に悪いケースも多々あるわけでありますから、その点についてどう考えているかお伺いしたいと思います。

○藤ケ谷社会教育課参事
 図書館についての御質問にお答えいたします。
 まず、200万冊の蔵書が何年の目標かですが、200万冊は新しい図書館で想定している収蔵能力です。収蔵能力なので最終的に満杯になったときに200万冊ですが、いつ200万冊になるかを想定しているものではありません。ただ現在蔵書が毎年2万冊ぐらい増えておりますので、40年ぐらいでおよそ満杯になる試算ができます。

 2点目のタイムスケジュールですが、まずは整備計画を固めて、その整備計画を基に設計の公募に移りたいと思っております。整備計画については、まず県議会の皆様から御意見を頂くことを手続として踏まえるつもりでおりますので、この整備計画がいつ決定できるかによって今後のスケジュールが変わってくると思います。すぐに取りかかれるとして、設計の公募にそれなりの時間を要すると思います。
 その後、設計がおよそ2年間、工事に3年間、その間入札執行事務に時間を要するので、設計を開始してからおおむね五、六年かかる見込みで考えております。

 3点目の面積及び事業費でありますが、現在整備計画の策定をする中で全体の面積と事業費について具体化していきたいと思っておりますので、今現在、全体の面積及び事業費についてお示しできるものを持っておりません。

 4点目のコンペであります。
 2つに分けて考えていただきたいのですが、今回資料でアイデアコンペと示しております。これは実際の設計業者を決める手続ではなくて、広い世代の方たちから図書館についていろんなアイデアを頂いて、また図書館に対する関心を持ってもらうための要素でありますので、これで図書館の建物の形を決めるものではありません。
 実際の建物の設計に移るために説明資料19ページ、1(3)のイに書きました設計者候補方式の検討で、広くアイデアと人材を求めつつ、コストと性能の確実性を担保できる設計候補方式を検討しようと現在考えております。
 2番委員の御心配のとおり、設計に移ってから様々な要件が変わってくるとか工事に移ったときに不調、不落が生じる事例が多々ありますので、そういったことがないように設計の段階から建物の発注要件を、どういう性能を必要とするかしっかり整理して、また設計段階からコスト管理をして必要な機能を十分満たしつつコストも高くならない方法で発注できるように研究していきたいと思っております。確実に利用者が使い勝手のいい図書館でありながら、コストもできる限り抑えたものとなるような発注方法をとっていきたいと考えております。もう1点、審査でありますが、2点で分けるとアイデアコンペは検討中であります。図書館関係者とか大学の先生方で有識者の方にお願いしようと現在考えております。
 本番はプロポーザル型の公募になるかと思うのですが、こちらは今後の検討であります。

○天野委員
 ありがとうございました。
 今、整備計画を検討している担当窓口と、どういう人たちが中心になるか伺います。

 令和3年度にアイデアのコンペを1年かけてやるのか。かなりの時間を要してこの問題についてやるのかについてお伺いします。

○藤ケ谷社会教育課参事
 整備計画の策定は私たち社会教育課で担当し、社会教育課と図書館の職員と一緒に検討しております。

 先ほど申し上げましたアイデアコンペにつきましては、令和2年度中に公募をし、令和2年度中に発表の形で広く公開したいと思っております。実際の設計の公募になりますと、およそ半年から8か月ぐらいの公募期間が提案協議になりますので、かかるものと推測しております。

○天野委員
 分かりました。もう一度確認しますが、アイデアコンペは令和2年度中、コンペは令和3年度、設計も含めて公募しようということですか。

○藤ケ谷社会教育課参事
 アイデアコンペは令和2年度中に完了する予定です。実際の公募は整備計画がいつ整うかによって始まりの時期が変わりますが、順調にいけば令和3年度いっぱいかけて公募する形になるかと思います。

○天野委員
 どうもありがとうございました。この件についてはこれで終わります。

 2点目ですが、公立高校における新たな学科設立の検討がなされていると思います。実学分野の学びの充実を目指して県立高校へのスポーツ、演劇、観光の新学科の設立に向けた調査を2018年度から進めていると聞いております。また7月29日の県総合教育会議において高校の在り方が話題となり、人づくり学校づくり実践委員会が提案した演劇コースの設置について川勝知事から、SPACを念頭に演劇の専門家がいるので具体化できるとの発言があったようですが、その点について確認したいと思います。

 一方、受験生が志望を選定する上で、志望校でどのような教育を学び卒業後どのような方向に進むことができるかが重要な要素であると思います。学科を決めるとき大変慎重に決めていくことが必要であると思いますが、3部門の新学科設立に向けた調査等の進捗状況及び今後の展開についてどのように考えているかお伺いします。

○花ア学校づくり推進室長
 特色ある学科の設置についてお答えいたします。2番委員御指摘のとおり、2年間かけて新学科について調査研究を行ってまいりました。調査研究の結果、顕在化した課題等も見えてまいりましたので、今年度は具現化に向けた検討に入っております。先ほど出ました3つの学科ですけれども、優先順位等も検討しながらまずは設置方針を今年度決めてまいりたいと考えております。

 2点目の演劇についてですが、総合教育会議でも知事から御提案がありまして、教育委員からも設置に前向きな御発言がございました。こちらについても、先ほどもありましたが県民のニーズがあるかどうか総合教育課と合同で調査をかけている段階でございます。その結果を見ながら今後どのような形にするのか検討していただきます。

○増田委員長
 ここでしばらく休憩とします。
 再開は14時35分といたします。
( 休 憩 )

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